
8月下旬の平日、東京地下鉄日比谷線の六本木駅にやってきました。2003年4月に開業して、今年で10年目になる六本木ヒルズを散策したいと思います。

六本木ヒルズの敷地が六本木通りと接してある場所に建っている「メトロハット」を撮影しました。日比谷線の六本木駅の地下通路から六本木ヒルズの敷地内へダイレクトにアクセスすることが出来る構造になっています。

六本木ヒルズは山手線環状部のほぼ中央にあり、アクセス手段は日比谷線や都営大江戸線、新橋駅と渋谷駅を結ぶ都営バスなどがあります。

メトロハット脇から「六本木ヒルズ森タワー」を見上げて撮影しました。開業から10年目に入る高層ビルですが、洗練されたデザインは10年経っても全く古さを感じさせません。

六本木通り歩道から六本木ヒルズの正門である「六六プラザ」の人工地盤へ伸びている階段を上っていきます。こうしてみると、階段周辺も緑化されていました。

森タワーやメトロハット、これから向かう六六プラザなど、六本木ヒルズの構造物は曲線を多用したデザインのものが数多くあります。それが逆に散策する人間にとっては施設の全体像を把握するのが難しい、という批判も存在します。

階段上から六本木通りと、通りの上に架橋されている首都高速3号渋谷線の高架橋、六本木の繁華街を撮影しました。大通り周辺は雑多な繁華街ですが、路地へ一歩入れば閑静な住宅街が広がっています。

メトロハットの建物をすぐ脇から見上げて撮影しました。

地上2階部分に相当している人工地盤「六六プラザ」内を散策していきます。六本木ヒルズを訪れるビジネスマンや観光客の人たちの流れはすべてこの人工地盤に集まる動線になっているので、人通りが多いです。

地下1階にある日比谷線六本木駅の地下通路からエスカレーターで一気に地上2階まで上がる構造になっています。

プラザの一角にはミストシャワーが設置されていて、多くの人たちがベンチに腰掛けて涼しさを満喫していました。

10年前の開業時に訪れた時には奇抜なデザインの建物ばかりで面食らった事を覚えていますが、現在では六本木の街並みの中に溶け込んでいると思います。

人工地盤の上には花壇や樹木などが植えられています。ビジネスマンの人たちにとっての憩いの場所でもあるわけですね。

散策道脇には人工の滝なども設置されています。

10年程前は若木状態だった人工地盤の木々も、現在は立派に育っているようです。

六本木ヒルズはオフィスや商業施設が混在していて、ビジネス目的の人たちの流れと、観光や商業目的で訪れている人たちの流れが分離出来ていない、という批判も存在しています。2007年に開業した近隣の東京ミッドタウンでは、その課題をうまく解決したそうです。
