引き続き北習志野駅周辺の、習志野台の丘陵地帯に広がっているベッドタウンの中を散策していきます。北習志野駅の東側に広がっている「JUJUきたなら商店街」の中を少し歩いてみることにします。
北習志野駅前広場を沿うように設置されているペデストリアンデッキの中を歩いて商店街へ向かいます。駅と商店街の間の人通りは、平日の昼間でも意外と多かったです。
北習志野駅の東側地区は住宅街よりも団地の割合が多いのが特徴です。高度経済成長期の時代、新京成線が開通してからすぐに開発が始まった古い団地が多いのです。
北習志野駅前から東方向へ一直線に道路が伸びていて、その道路の北側に広がっている商店街が「JUJUきたなら商店街」となっています。
道路の南側には習志野台三街区住宅の団地群の敷地がどこまでも続いていて、商店街がこの団地や周辺の住宅地に住んでいる人たちによって支えられていることが解ります。
東京都心部から約25キロ程の場所に位置していて、電車で30~40分ほどでアクセスすることが出来るここ船橋市ですが、近年では古くから続いてきた商店街がシャッター化する流れが起きてきています。
しかし北習志野駅周辺ではなんとかシャッター通りにはならず、人通りもある程度は維持されています。商店街の中心にある「JUJU広場」を撮影しました。
商店街の通りはこの先で緩やかな下り坂になっているのが見えます。
この通りの街路樹はケヤキ並木になっていて、東京の渋谷区・表参道と同じなのですね。ただし高度成長期に商店街の造成と共に植えられたケヤキ並木なので、表参道のケヤキの木々ほど大きくはありません。
道路の反対がの商店街はアーケードになっているので、雨天時でも傘をささずに散策することが出来ます。
緩やかな下り坂の坂下にある「習志野台3丁目交差点」です。北習志野駅周辺は標高30メートル前後の丘陵地帯が広がっていて、千葉県北西部の中では最も高い場所にあります。
船橋東郵便局前から緩やかな上り坂となっていきます。駅から少し離れてきましたが、意外と人通りが残っていました。
商店街の雰囲気が薄くなってきて、通りの周辺は団地と住宅密集地が広がっています。
「北習志野花輪病院」の敷地の脇を通り抜けていきます。東葉高速線沿線の中では比較的早い時期から開発が進められてきた歴史があるからか、高齢者の人たちの姿が多く目立ちます。
ケヤキ並木道は商店街が途切れるエリアまで伸びています。
商店街の途切れが見えてくると、その先は住宅密集地がどこまでも広がっています。
「習志野台6丁目交差点」で交差している道路を南へ進むと国道296号線、北へ進むと新京成線・高根木戸駅方面へ向かうことが出来ます。ここで北習志野駅へ引き返します。
北習志野駅の駅前広場に戻ってきました。これで北習志野駅周辺の散策は終わりです。