9月下旬の平日、通勤ラッシュが終わった時間帯のJR渋谷駅にやってきました。渋谷駅前の繁華街の北側に広がっている代々木公園の広大な緑地帯を散策してみたいと思います。初めは、渋谷駅前から代々木公園まで散策していきます。
JR渋谷駅のハチ公口(北口)から渋谷の繁華街の中を通り抜けて、代々木公園へ向かいます。午前9時過ぎの渋谷駅前は多くの人々が行きかっていました。
渋谷駅の北西側に広がっているスクランブル交差点を渡っていきます。渋谷駅周辺は地下街がそれほど発達していないので、人の流れはすべて地上部に集中することになります。
巨大な地下街や地下通路がどこまでも伸びていて、地上周辺には人通りがほとんど見えない東京駅や新宿駅と比較すると、渋谷駅周辺は常に人であふれている印象を感じますね。
渋谷駅前から代々木公園の緑地帯へ最短距離で進むには、スクランブル交差点の北側に伸びている「公園通り」を道なりに歩くルートが一番近いです。
平日の早い時間帯ですが、渋谷センター街の繁華街は多くの人々で賑わっているようでした。
スクランブル交差点を渡って振り返って撮影してみると、解体工事のための工事用シートに覆われている東急百貨店東横店の東館の建物と、東口にそびえ立っている渋谷ヒカリエの高層ビルが見えました。
2013年の3月末に東館の閉館したことにより、東急東横店は残っている西館と南館の二つの建物に縮小されて営業が続けられることになります。そして解体後は高層化を伴う再開発工事が始まります。
渋谷公園通りの起点である神南一丁目交差点を目指して散策していきます。この界隈は西武百貨店やマルイなどのファッションビルなどが整然と立ち並んでいます。
井の頭通りが分岐している「井の頭通り入り口交差点」前に到着しました。通り沿いの店舗やビルは開店前の時間帯だったので、閑散とした雰囲気に包まれていました。
交差点前にそびえ立っている「西武百貨店渋谷店」の建物を見上げて撮影しました。井の頭通りをはさむ形でA館とB館の二つの建物から成り立っています。
井の頭通りの北側に建っているB館の建物の裏側に位置している「神南一丁目交差点」から公園通りが伸びています。
前方に「マルイシティ渋谷店」の特徴的な建物が見えてきました。西武渋谷店B館と、マルイシティ渋谷店の間から「渋谷公園通り」が分岐しています。
神南一丁目交差点から「渋谷公園通り」の緩やかな坂道が渋谷区役所前・代々木公園方向へ向かってカーブを描きながら伸びていきます。坂上方向にはファッションビルである「パルコ渋谷店」の建物が小さく見えますね。
「渋谷公園通り」の名前は1972年(昭和47年)に渋谷区役所通商店街(当時)が、パルコ開店を機に命名しました。名称は「パルコ」がイタリア語で「公園」を意味すること、更にこの通りが代々木公園に通じていることに由来しています。