緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

9月の代々木公園:JR渋谷駅前から代々木公園まで散策する PART2

2013年09月28日 11時24分00秒 | 宇田川・渋谷


神南一丁目交差点から代々木公園方向へ伸びている「渋谷公園通り」を散策していきます。渋谷川と宇田川が形成している低地から、神南地区の高台へ向かって緩やかな上り坂なカーブを描きながら伸びています。




丸井渋谷店前の「神南一丁目交差点」前から代々木公園の緑地帯前の「渋谷区役所前交差点」までの約500メートル程の区間が渋谷公園通りと呼ばれています。




西武百貨店渋谷店やマルイシティ渋谷店、パルコ渋谷店などの百貨店やファッションビル、そのほか小さな路面店などが緩やかな坂道の両側に整然と並んでいます。




1970年(昭和45年)に渋谷区役所や渋谷公会堂が現在地に完成し、これに合せて「区役所通り」と呼ばれていました。




1973年(昭和48年)6月に西武百貨店系列(当時)のパルコ渋谷店がオープンしたことを機会に、当時の渋谷区役所通商店街による発案で改称して「渋谷公園通り」と命名された経緯があります。




渋谷駅が設置されている低地から、神南地区にかけての緩やかな坂道が伸びているこの風景は、この界隈が閑静で良質な住宅密集地であることが解ります。




「勤労福祉会館前交差点」に到着しました。前述の渋谷区役所や渋谷公会堂、そして勤労福祉会館を始めとして、この界隈には渋谷区の公共施設なども集まっています。




渋谷公園通りの西側(渋谷センター街側)は「宇田川町(うだがわちょう)」と言う地名です。文字通り都市河川である「宇田川」が作り出した緩やかな斜面の上に繁華街や閑静な住宅街が広がっています。




以前は閑静な住宅密集地だったのですが、1970年代からオフィスビルや雑居ビルの比率が伸びてきました。スペイン坂やペンギン通りなどユニークな名前の通りや坂が存在し、非常に起伏の富んでいる町となっています。




しばらく道なりに沿ってゆる谷中上り坂を歩いていると、「渋谷区役所庁舎」の建物が見えてきました。全体的にウェイブを描くような壁面のビルとなっています。




渋谷公園通りの坂上の終点が見えてきました。坂上の先の高台の上には「代々木公園」の広大な緑地帯が広がっているのが見えます。これから代々木公園内を散策していきます。




渋谷区役所の敷地の脇には「渋谷公会堂」の建物が建っています。1964年(昭和39年)には、東京オリンピックの重量挙げ競技の会場として使用され、施設内には「東京オリンピックメモリアルプレート」が設置されています。




1964年の東京オリンピックが開催された翌年である1965年(昭和40年)に渋谷区役所は現在の宇田川町に移転してきました。それ以前のこの場所は国立代々木競技場、NHK放送センターと共に、連合国軍占領下の日本において設置された在日米軍施設「ワシントンハイツ」として使用されていました。




戦前の時代までさかのぼると、宇田川町や神南地区の一帯は大日本帝国陸軍の代々木練兵場であり、渋谷区役所や渋谷公会堂の付近には衛戍監獄(陸軍刑務所)が設置されていたそうです。




渋谷公園通りの坂上の終点である「渋谷区役所前交差点」前に到着しました。標高30メートル前後の広大な丘陵地帯の上に整備されている代々木公園の緑地帯を散策していきます。




…とその前に、このまま散策道を突っ切って緑地帯の中へ入ろうと思っていたのですが、NHK放送センターやNHKホール周辺へ寄り道してみたいと思います!!!



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