日比谷ビルディングと東新ビルの再開発:工事進捗率20% 2016年3月15日
東京電力が保有していた「東新ビル」と、その東新ビルの西側に隣接して建っていた「日比谷ビルディング」の再開発計画です。二つのビルの再開発計画は一体的に建て替えられるのではなく、それぞれ独立した形で新ビルを建設することになります。
※この二つの敷地の再開発は、今後一体的に扱うか、それぞれ独立した記事に分割するか検討中です。
東新ビルと、その再開発について
東新ビルは元々、東京電力が保有していたオフィスビルだったのですが、東日本大震災時の福島第一原発事故の補償費用ねん出のために、NTT都市開発へと売却されました。2012年9月末に250億5000万円で売却された東新ビルは、地上9階・地下4階建て、延べ床面積2万7687平方メートルの規模で、1983年に竣工した建物です。
その後、NTT都市開発によって2013年11月から東新ビルの解体と再開発を行う「新橋1丁目計画」が着手されました。
日比谷ビルディングと、その再開発について
清和綜合建物が保有している「日比谷ビルディング」は、東新ビルの敷地西側に隣接して建っていたオフィスビルです。1952年竣工の既存ビルは2014年12月に地上部分の撤去が完了しています。地下解体後の2015年4月に新ビルの建設を開始し、2016年11月の完成を目指します。
ニュースリリース:ケンプラッツ発表の記事 2012年9月28日
【売買】東京電力、新橋のオフィスを250億円で売却<追加情報あり>
ニュースリリース:日刊建設工業新聞の記事 2013年11月6日
NTT都市開発/東京・新橋の開発プロ始動/共立建設で既存建物解体着手
南西側から撮影した「東新ビル」「日比谷ビルディング」の建て替え工事現場の全景です。手前側が東新ビルで、奥の鉄骨群が新しい日比谷ビルディングです。
2つの建て替え工事現場の敷地南側を通る道路を撮影しました。
東進ビルの建て替え工事現場の北東角の交差点前にやってきました。
この界隈は高度経済成長期や1970年代に建設された古いオフィスビルが集まっています。
北東側から撮影した「日比谷ビルディング」の鉄骨群です。地上6階くらいの高さまで鉄骨が積み上がっていました。
工事用タワークレーンが1基展開していて、工事が行われています。
北西側から「東新ビル」の建て替え工事現場の全景を撮影しました。
場所を移動して、南西側から「東新ビル」の建て替え工事現場の全景を撮影しました。
南東側から日比谷ビルディングの鉄骨群を見上げて撮影しました。
再開発区画の地図です。