緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

赤坂一丁目地区再開発の進捗状況 2016年3月15日

2016年03月23日 06時01分00秒 | 再開発・港区


赤坂一丁目地区再開発:工事進捗率10% 2016年5月13日
アメリカ大使館の敷地の北側に隣接しているエリアの再開発計画「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」です。小さなオフィスビルや雑居ビルが密集していた跡地(約2.5ヘクタール)に、地上37階、高さ約200メートルの超高層オフィスビルを建設します。緑化率50パーセントを超える緑地内には低層店舗が併設されます。2014年1月から既存の古い建物群の解体工事が始まり、同年8月に着工、2017年4月竣工を予定しています。

これまでの経緯と、今後の予定
2008年3月28日 赤坂一丁目地区市街再開発準備組合設立
2011年9月12日 赤坂一丁目地区市街再開発に関する都市計画決定告示
2013年9月19日 赤坂一丁目地区市街再開発組合設立
2013年9月19日 権利変換計画認可
2014年1月 解体工事着手
2014年8月 本体工事着工
2017年4月 本体工事竣工

再開発計画の特徴
1.敷地全体を大小の樹木を配置した緑化空間とし、敷地内の緑化率50パーセント超を実現します。緑地内には飲食店を配した、都心における稀少な緑のオアシスを創出します。
2.幅員10メートル、長さ約200メートルの多重列植の街路樹空間を整備します。赤坂・虎ノ門エリアにおける、溜池山王駅からの玄関口にふさわしい緑豊かな街造りを目指します。
3.既存の地域冷暖房システム(DHC)とコージェネレーションシステム(CGS)を連携し、高効率なエネルギー利用を促進します(※DHC:赤坂・六本木アークヒルズ地区)。また、高効率CGSや太陽光発電設備の導入による電力供給も促進します。



赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業
所在地 東京都港区赤坂一丁目5番(一部)、6番、8番、9番(一部)
用途:事務所・共同住宅・集会施設・店舗など
階数:地上37階、塔屋1階、地下3階
高さ:200.58m
敷地面積 16088.32㎡
建築面積:7130.00㎡
延床面積:175296.99㎡
構造 鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造
建築主 赤坂一丁目地区市街地再開発組合
参加組合員 新日鉄興和不動産
設計者 日本設計
施工者 大林組
工期 2014年7月着工~2017年4月竣工予定

プレスリリース:新日鉄興和不動産発表の報道資料
大規模再開発プロジェクト 「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」
プレスリリース:同じく新日鉄興和不動産発表のPDF資料 2013年9月20日
「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」権利置換計画認可について



国立印刷局虎ノ門工場の正門前、汐見坂の坂上から「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」の高層オフィスビルの鉄骨群を撮影しました。




3基の工事用タワークレーンが展開していて、現在の鉄骨群は地上6階くらいの高さまで積み上がっていました。




再開発工事現場の敷地北側を通る道路を散策していきます。周辺は、赤坂一丁目地区のオフィスビル街が広がっています。




北東側から鉄骨群を見上げて撮影しました。




再開発工事区画の敷地北側を通る道路内の工事も終わっているみたいです。




鉄骨群を見上げて撮影しました。




再開発工事区画の敷地西側を通る「六本木通り」の歩道にやってきました。




南西側から高層オフィスビル群の鉄骨群を見上げて撮影しました。




再開発工事区画の敷地西側を通る六本木通りと、首都高速3号渋谷線の道路高架橋を撮影しました。




「赤坂ツインタワー」の跡地前から鉄骨群を撮影しました。




「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」の区画の地図です。

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ホテルオークラ本館建て替え計画の進捗状況 2016年3月15日

2016年03月23日 06時00分00秒 | 再開発・港区


ホテルオークラ本館建て替え計画:取り壊し率30% 2016年3月15日
2014年5月23日、ホテルオークラがマスコミを通したプレス発表で建て替えを行うと発表しました。ホテルオークラは、東京都港区の虎ノ門の閑静な住宅街の中に建っている本格的な高級ホテルであり、2020年の東京オリンピック前の、2019年春に営業再開する予定となっています。そもそも、ホテルオークラが開業したのは1964年(昭和39年)の東京オリンピックの2年前であり、開業後50年近くが経過していて老朽化が長年の課題となっていました。2020年の東京オリンピックに向けて、遂に計画が動き出したと言えます。

2015年8月末に本館建物を閉館し、9月から既存建物の解体に着手します。2016年1月に本体着工、2019年2月末の竣工を目指します。



建て替え計画のイメージです。谷口建築設計研究所が基本検討を手掛けています。右端に建つのは1973年に完成した別館です。

ホテルオークラとは?
東京都港区虎ノ門二丁目地区の閑静な住宅密集地帯の中に建っている高級ホテルです。日本国内では「老舗ホテル」とされており、帝国ホテル東京、ホテルニューオータニとともにホテルの「御三家」と称されています。大手ゼネコンの大成建設などの創設者である大倉喜八郎の長男で大倉財閥の二代目である大倉喜七郎氏によって設立されました。

公職追放により帝国ホテルを離れた大倉は、憲法の制定により華族としての待遇も奪われます。しかし、国内屈指の工芸家たちへ日本の美を以って諸外国の貴賓を迎えるホテルの理念を熱心に説き、その協力を得てホテルオークラを開業させました。明治以降の日本に存在したであろう貴族の精神を証明するという野心と「最後の男爵」としての意地により、「帝国ホテルを超えるホテル」をコンセプトに設立されたホテルとなっています。

再開発計画の概要
現在のホテルークラ東京の施設は、地上10階建ての「本館」と、11階建ての「別館(サウスウイング)」に分かれています。1973年に完成した別館の建物はそのまま使用され、1962年5月に開業した本館は取り壊されます。敷地内に設置されている日本の私立美術館の草分けである「大倉集古館」(1917年8月開館)も保存されることになります。

本館は2015年8月末に営業を休止した後、9月から解体工事に着手します。敷地内には高さ約195メートルと約85メートルの2棟の高層ビルが建設されます。高さ約195メートルの超高層棟は地下6階、地上38階建てで、ホテルのほか4~21階にオフィスが入る複合ビルとする計画です。高さ約85メートルの高層棟は地下6階、地上13階建てで、全体をホテルとして使われます。

現本館の客室数は408室であり、建て替え後は、2棟のビルを合わせて現状の3割増しとなる約550室を確保するほか、1室当たりの面積が50平方メートル前後の広めの部屋を増やします。

また、敷地面積の半分に当たる約1万3000平方メートルは緑地として整備されます。都心のオアシスとして開放するほか、災害時の一時避難場所として使われることになります。

建替え計画の概要
所在地 東京都港区虎ノ門二丁目10番
現況敷地面積 約26200㎡
建物延床面積 約18000㎡
建物高さ 195m(地上38階、地下6階)
建物用途 ホテル、オフィス、美術館、駐車場
現本館閉館 2015年8月末
建替工事開始 2015年9月
新本館竣工 2019年2月末
新本館開業 2019年春
※記載の数値には、公益財団法人大倉文化財団所有の土地・建物(大倉集古館)を含みます。

プレスリリース:ケンプラッツ発表のニュース 2014年5月26日 
五輪にらみホテルオークラも建て替え、超高層に ケンプラッツ
プレスリリース:株式会社ホテルオークラ発表の報道資料 2014年5月23日
ホテルオークラ東京 本館建替計画について



発明会館前から南側へ向かって伸びている「江戸見坂」を散策していきます。この江戸見坂は、東京都心部のど真ん中でありながら20%もの急こう配の坂となっています。




急こう配の上り坂を散策していくと、前方に「ホテルオークラ東京本館」の解体工事現場が見えてきました。以前と比べて、建物の高さが低くなっていました。




北東側から撮影した「ホテルオークラ東京本館」の全景です。高さが、解体以前の半分くらいになっていました。




江戸見坂の途中で振り返って、坂下方向を撮影しました。坂下の周辺には、発明会館や新日鉱ビルなどの施設が集まっています。




江戸見坂の中間地点前にやってきました。ホテルオークラ本館の建物が低くなったことによって、周囲を見渡すことができるようになりました。




工事用フェンス越しに、アークヒルズやANAクラウンプラザ東京、赤坂ガーデンシティなどの高層オフィスビル群が林立しています。




江戸見坂の坂上前にやってきました。ホテルオークラ東京本館の敷地南側の道路を散策していきます。




江戸見坂の坂上から、ホテルークラ本館の建物の西側へ張り出した建屋部分を撮影しました。




現在の本館の建物は、4階建てくらいの高さまで下がっていました。




現在も営業継続中の「サウスウイング棟」を見上げて撮影しました。




建て替え工事現場の敷地内に建っている「大倉集古館」の建物を撮影しました。2014年4月より長期休館していて、再開は2018年の予定となっています。




サウスウイング棟前からホテルオークラ東京本館の解体工事現場の全景を撮影しました。




ホテルオークラ東京本館の敷地の南西角前にやってきました。工事用フェンスと、大倉集古館の建物が目の前に建っています。




南西角の交差点前から本館の解体工事現場を撮影しました。




ホテルオークラ東京の地図です。

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