みどりの野原

野原の便り

4月4日 山門水源の森

2009年04月04日 | Weblog
青春18キップを利用して計画してくださった「山門水源の森」Nさん
ツアーに参加

小雨の中、フル装備で森の学舎へ。

外からの植物侵入を防ぐため、靴を洗って入山
中西ガイドさんが案内してくださった。

一時はゴルフ場になりそうだったこの森を、県民の「貴重な自然を残
したい」という願いがかない、県が買い上げ、保全活動が始まった。

里山として利用してきた山と、ミズゴケなどが厚い泥炭層となってい
る高層湿原がある。

「外からのものは一切入れません」と言われる通り持ち込んで植えた
りせず、間伐や刈り取りなどで森に光を入れたりすることによって、
小さな草花も芽吹く。それを保護する。


保全活動によって、多様な植物や生物の棲むここちよい森になって
いる。

今頃はまだ山門水源の森は目覚めてないんじゃないかな?と思って
来たが、自然はすごい。ちゃんと春は動き出していた。

 
森の学舎(まなびや)前の湿原(ビオトープ?) キブシの花が真っ盛り 

 
        イワナシ              ショウジョウバカマ

  
     炭焼き窯跡          アカガシ「山門のウィルソン株」

かつては里山として利用されていたこの森の中には炭焼き窯跡が20~
30もあるという。
材の固いアカガシは上等の炭になったらしい。クヌギも利用された。
伐採を繰り返し、ごつごつした山オヤジのようになったアカガシが
たくさんあった。

この森はアカガシ林の北限であり、ブナ林の南限でもある貴重な場所
だそうだ。

 
          イモリ                  山道
雨でぬれた山道をイモリが歩いている。枯葉も黒い、イモリも黒い。
早く逃げないと踏んじゃうよ~。
森を公開するのに周遊路を作ってあるが、必要最低限にして整備し
過ぎてないのがうれしい。

お昼は、湿原のそばで、雨の中の立食。おにぎり弁当で良かった。
午後からは本降りとなってきた。

 
         湿原
北部湿原・中央湿原・南部湿原 がある。
3万年にできた起源の古い高層湿原で、泥炭層は6メートルにも達する
という。
木がだいぶ入り込んでいるところもあり、ほおっておけば木や草に覆
われて湿原がなくなってしまう。
手入れによってかろうじて維持されている。

氷河期の生き残りと言われるミツガシワや貴重な動植物の宝庫となっ
ている。
 
 
       シュンラン               バイカオウレン
    
  
       スミレサイシン             説明を聞く

 
         トクワカソウ          ユキバタツバキ
イワウチワとは葉の付け根の形がちがうらしい。 
             ヤブツバキと多雪地方のユキツバキの交雑種


       満開のシロモジ

雨にも関わらずガイドさんが案内してくださり早春の花がたくさん見
れてみんな大満足の一日だった。企画してくださったNさんに感謝。
コメント
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