天空の村といわれる奥飛鳥 入谷へ。
朝早く出て午前中ちょっとだけうろつく。
この前、一人歩きの時(9月17日ブログ 左)山崩れで通行不可だった山道も
右)修復されて今日は車で無事通過
途中の畑のおじさんに声をかける。
気のよさそうなおじさんはもう少し上で車を止めたらいいよと教えてくださる。
少し上の集落近くの道に車を止め気持ちのいい山道を登る。
アキノキリンソウ イナカギク
民家近くで葉隠れに大きい実がひとつだけなっている太い木があった。
これはナシ?西洋ナシ?とか言いながら見ていたら、近くの家のおじさんが近寄ってこられた。
「これはな・・」とこの木の説明をしてくださる。
その話によると、その昔、「東大で植物を研究していた?人がいて、天理の方へいろんな木を植え、ここにもこのナシを植えた」という。「100年以上は経ってる」なるほど太い幹。
家から長い棒を持ってきてポンッと実を落としてくださった。大きい。
「昔はこんな硬いのを食べてたんや。今はだれもようたべん」昔は年明けまで置いておいたといわれる。え~そんなに日が持つの? まあとりあえず少し日を置いてみよう。
そして「珍しいもの見せたろか」というので付いていく。
「この柿や。日本で一番初めの甘柿や」へ~そうなんですか~。これもひとつお土産にいただいた。「御所柿」と言われた。その名は聞いたことがある。
帰って調べて見ると「甘柿のルーツ」「完全甘柿の原種」とのこと。
「昔は電気が宇治から来ていたた今は福井から来る」・・昔といっても昭和中ごろまでまだ電気が通っていなかったように思うが・・。
120軒あった集落も今は20件だそうだ。「昔は山の方が栄えたんや」
120件あったという頃はここも賑やかだっただろう。
(今日会った村人はもう一人畑にいたおばさんと3人だった)
「夏は涼しいですか」というと「何言うてんの。みんなそう言うけど見てみ、日が昇るのは遅いけどここは二上山の方まで日を遮るものがないんや。日が沈むまで日があたるんや。下の柏森は山で3時頃には日が暮れるけどな」・・と言うことは西日があたって思うほど涼しくないのか? 聞き返しもできず・・
おじさんと分かれ、目的の神社へと坂を登る。
途中にひとり生えのようなゴボウ 実を付けたゴボウは木立のように高い。 トゲのある果実
大仁保神社に到着。ここは入谷地区の最高地点 標高450m
(畝傍山199.2m 二上山雌岳474m) まさに天空の村
下の方に集落が見える。ネットによると集落の低いところで標高350m 一番高い大仁保神社は450m。入谷の集落内で100mの高低差がある。山の斜面の村だ。どこへ行くにもきつい坂。
車幅いっぱいの細い山道を少し下ると広い車道に出て間もなくバス停跡に出た。
・・ああ前はここへ車を停めて歩いたね。
その時はここから歩き初めて大仁保神社から奥へと山に入り、途中で道がわからなくなり道なき山の崩れた所などを通り谷沿いに下り、やっと畑で仕事している「人間」を見つけてそちらへと無理やりよじ登り、「ここはどこですか?私たちはどこにいるの?」ひょっとして吉野へ出たかしらんと思って尋ねたら「ここは明日香村入谷」と言われ・・びっくりしたり、ホッとしたり・・しかも車を置いた所とあまり遠くない所へと出たようだった。何年も前の冒険物語(2009年10月22日ブログ)を思い出したのだった。
それから元バス停近くの広場に車を停めてこの辺を少し歩きその後、下界へ戻る。
お昼は予定の食事会。
朝早く出て午前中ちょっとだけうろつく。
この前、一人歩きの時(9月17日ブログ 左)山崩れで通行不可だった山道も
右)修復されて今日は車で無事通過
途中の畑のおじさんに声をかける。
気のよさそうなおじさんはもう少し上で車を止めたらいいよと教えてくださる。
少し上の集落近くの道に車を止め気持ちのいい山道を登る。
アキノキリンソウ イナカギク
民家近くで葉隠れに大きい実がひとつだけなっている太い木があった。
これはナシ?西洋ナシ?とか言いながら見ていたら、近くの家のおじさんが近寄ってこられた。
「これはな・・」とこの木の説明をしてくださる。
その話によると、その昔、「東大で植物を研究していた?人がいて、天理の方へいろんな木を植え、ここにもこのナシを植えた」という。「100年以上は経ってる」なるほど太い幹。
家から長い棒を持ってきてポンッと実を落としてくださった。大きい。
「昔はこんな硬いのを食べてたんや。今はだれもようたべん」昔は年明けまで置いておいたといわれる。え~そんなに日が持つの? まあとりあえず少し日を置いてみよう。
そして「珍しいもの見せたろか」というので付いていく。
「この柿や。日本で一番初めの甘柿や」へ~そうなんですか~。これもひとつお土産にいただいた。「御所柿」と言われた。その名は聞いたことがある。
帰って調べて見ると「甘柿のルーツ」「完全甘柿の原種」とのこと。
「昔は電気が宇治から来ていたた今は福井から来る」・・昔といっても昭和中ごろまでまだ電気が通っていなかったように思うが・・。
120軒あった集落も今は20件だそうだ。「昔は山の方が栄えたんや」
120件あったという頃はここも賑やかだっただろう。
(今日会った村人はもう一人畑にいたおばさんと3人だった)
「夏は涼しいですか」というと「何言うてんの。みんなそう言うけど見てみ、日が昇るのは遅いけどここは二上山の方まで日を遮るものがないんや。日が沈むまで日があたるんや。下の柏森は山で3時頃には日が暮れるけどな」・・と言うことは西日があたって思うほど涼しくないのか? 聞き返しもできず・・
おじさんと分かれ、目的の神社へと坂を登る。
途中にひとり生えのようなゴボウ 実を付けたゴボウは木立のように高い。 トゲのある果実
大仁保神社に到着。ここは入谷地区の最高地点 標高450m
(畝傍山199.2m 二上山雌岳474m) まさに天空の村
下の方に集落が見える。ネットによると集落の低いところで標高350m 一番高い大仁保神社は450m。入谷の集落内で100mの高低差がある。山の斜面の村だ。どこへ行くにもきつい坂。
車幅いっぱいの細い山道を少し下ると広い車道に出て間もなくバス停跡に出た。
・・ああ前はここへ車を停めて歩いたね。
その時はここから歩き初めて大仁保神社から奥へと山に入り、途中で道がわからなくなり道なき山の崩れた所などを通り谷沿いに下り、やっと畑で仕事している「人間」を見つけてそちらへと無理やりよじ登り、「ここはどこですか?私たちはどこにいるの?」ひょっとして吉野へ出たかしらんと思って尋ねたら「ここは明日香村入谷」と言われ・・びっくりしたり、ホッとしたり・・しかも車を置いた所とあまり遠くない所へと出たようだった。何年も前の冒険物語(2009年10月22日ブログ)を思い出したのだった。
それから元バス停近くの広場に車を停めてこの辺を少し歩きその後、下界へ戻る。
お昼は予定の食事会。