みどりの野原

野原の便り

5月11日 どんなのが見つかるかな?

2014年05月11日 | Weblog
昔はちりめんじゃこの中にいろいろ混ざりものがあって、見つけるのも楽しみだったが、最近は出荷前の選別が行き届いてきれいさっぱり面白味もない。

今日は特別に仕入れた「混じりもののちりめんじゃこ」から混じりもの(ちりもん)探しをし、小さい海の生物を通して自然環境に結び付けるイベント企画

イベントも回を重ねているが、私は今回初めての協力参加。
勉強会1回、直前の勉強会不参加という心もとないままでの参加でちょっと緊張する。
お客様に楽しい思い出を持って帰ってもらうように頑張るだけと開き直って・・

他のスタッフの皆さんは勉強を重ねておられ、姿かたち模様、ヒレの位置 口の形、目の大きさ・・など見分けのベテランさんも多い。

午前午後100人を超える親子が参加された。
大阪湾での漁の様子や見分け方などの説明を受け、先ず、ピンセットを使ってチリモンを形など似た仲間に分け、ミニ図鑑と照らしながらこれは何かな?と名前を調べる。


極小のものなのでルーペはもちろんわかりにくい時は実体顕微鏡も使う。

イカ・タコ・カニの他、ゾエア・メガロパ・アリマ幼生などエビカニの幼生や、聞いたことも見たこともないような魚や生き物がいる。数ミリに満たないものも。

子供たちの集中力はすごい。見つけたものを手を上げて集計。多種の生き物が見つかった。

自分の好きなチリモン4種をカードに貼りつけてお土産に持ち帰る。
選ぶ基準は大人と違うのでおもしろい。

最後にタツノオトシゴの出産のビデオを見、食物連鎖や生態系のお話を聞いて解散。

ちょっと疲れたが、いい経験になった。
余ったちりめんを「家で見ますか?」とくださったが・・・しばらくは時間がないので冷凍庫行き。
これは特別なものなので食べることはできないのだ。
コメント
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