みどりの野原

野原の便り

5月18日 花めぐり 

2014年05月18日 | Weblog
イベントで飛鳥を歩く。

県内県外からも来てくださったお客様と野の花を見ながら甘樫丘へ。

いずれアヤメかカキツバタ 先ずはキショウブとカキツバタの咲く池から。 
ヤマボウシも咲き始め。花はどれかな?
いい香りを放つスイカズラ こんなやさしげな蔓草が外国で有害外来植物となっている国もあるという。
外来植物を「目の敵」にしている?私たちだが、ご迷惑をかけているものもあるらしいので「おあいこ」かな?
どこにでもある草花 なじみの花の名前がわかればより親しみもわく。

 
      クララはまだ蕾            カラタチの若い果実


満開のガマズミは虫の人気者 コアオハナムグリやクロハナムグリなどたくさんの虫が集まっていた。

途中でカラムシ鉄砲や草笛など懐かしい遊びも取り入れて・・
カラスノエンドウの笛を上手に鳴らす方もいらっしゃった。

お昼の時間にカラスムギのノギの付いた種子を水に浮かべる実験をした。
種子が熟すにつれノギは捻じれる。それを水に付けると捩れが戻り、まるで生きているようにピクッ クルッと動く。うまくいって良かった~。


ガの幼虫の体から出てきて蛹になったコマユバチ。
体の内部を食べられたガの幼虫はまだ生きてはいるが虫の息のはず。
不思議な寄生の世界。
赤と緑の混じったアオキの実にも幼虫が住んでいた。
 
飛んだ時、赤い翅が見えたのでアカハネオンブバッタかと思った。
捕まえて見たらツチイナゴだった。翅の元が赤いというタイワンツチイナゴかと思ったが、念のために虫に詳しい知り合いに尋ねたら調べてくれ、背中の黄白色の帯の長さとか他細かい違いから普通のツチイナゴだろうとのこと。
外見でわかるので翅までめくって見たことがなかった。その人も翅の赤いのには初めて気がついたとのこと。


花や木や虫や景色 お客様は飛鳥の自然を楽しんでくださっただろうか。
コメント
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