みどりの野原

野原の便り

5月18日 フクロウ アオバズク イワツバメ

2015年05月18日 | Weblog
野間の大ケヤキ 

 
前にも見たがその堂々とした姿は元気を与えてくれる。
天然記念物


主幹は枯れて切り取られそばの資料館に保管展示されている。
ヤドリギを除去したり、根もとの土を入れ替えたりされ、樹勢回復に力を入れられとても元気。

今はフクロウが子育て中らしい。
高く、繁った木の中にそのうろを見つけるのは大変だ。
なかなか見つからなかったが、みなさんの協力を得てやっとわかってみると、結構大きい洞だ。双眼鏡で覗くが穴の中までは見えない。時々少し姿が見えるらしい。


ヒナの動きがあると一角を占めているカメラマンがざわめく。
なかなか自分の双眼鏡では埒があかないが、友達の合わせてくれたスコープで、穴の中のヒナ鳥の胸の模様、黄色いくちばし、丸い目が見えた。

1羽という人も、2羽いるという人も。
もう少し前へ出てくれるといいのだけど思うようには行かない。
フクロウはおととしぐらいに来ているのが見つかったらしい。
フクロウの繁殖期は本当はもう少し早いそうだが、今年は巣立ちが遅れているとのこと。
夜行性の猛禽なので親は、昼間はどこか山手にいるらしく。ヒナはおとなしく穴の中でお留守番をしているというわけだ。

資料館に展示してあったフクロウの羽根

子どもの頃には夜になると「ホーホーホロスケホー」となくフクロウの声が聞こえて、聞きわけのない時には「ホロスケが来るよ」などと脅されたものだ。声はよく聞いたが姿は見たことがなかった。

 
ケヤキのそばの湿地(畑)に植栽された 左)カキツバタ  右)キショウブ 

横のカキノキにはずっとアオバズクが止まっている。
私たちが来た時から帰る時まで同じ格好で止まっている。
フクロウが巣立つと、アオバズクがこのケヤキに移り営巣するらしい。
大ケヤキの包容力に抱かれて、いろんな鳥や生き物が育つのだろう。


まだかな・・まだかな・・隣のカキノキでフクロウの巣立ちを待っているアオバズク
うまく譲り合ってケヤキを利用


仲良くしているうちにトイレに迷い込んだアオイトトンボ?を救出


近くの橋の下にはイワツバメが巣を作り、盛んに出入りしていた。

   ハナウドの多い所だ。

帰りに鳥を飼育しておられるところを見学した。

 
キンケイ  ギンケイ サンケイ コウライキジ・・色鮮やかな鳥がいた。
コメント
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