みどりの野原

野原の便り

7月26日 「たまごとたね」 珍しい”たね” 見たい”たね” ”たまご”いろいろ 不思議

2015年07月26日 | Weblog
大坂自然史博物館で開催中の特別展「たまごとたね」を見に行って来た。

ここでの「タネ」というのは「種子に限らず、種子の外側に果肉や果皮がついた散布体も含む(簡単に書いた)」とのことで、種子や果実も含めて「タネ」としてあると理解した。

変化に富んだ「タネ」や「殻」おもしろいので。つい拾ってきたりする。
この特別展に並んだものの中にも見たことがあるものがたくさんあった。

 
はじめにドーンとフタゴヤシ これは見たことがない。 右)大好きなドリアンもこのように標本になるんだ~。

名前がわからないままに持っているもの。
 
   ひょっとしてハスノミカズラかも?      ピンカドかも?

 ピンポンノキ かも・・  というものがあった。
調べてもわからなかったものが、こんなところでわかる時もある。    

ただ、珍しものを並べてあるだけでなく、身近にある植物も。
展示の方法は大人も子供も楽しめる工夫がされている。
散布の仕方で、水に浮いて運ばれたり、タネを飛ばすものがあったり、靴にくっついて運ばれるもの、他・・

  
タネを飛ばす シキミ 前に自分でも目にしたことがある(h26.10.13ブログに記載) 
                        右)弾丸のように飛び出るという テッポウウリ 
テッポウウリは前に、薬草園で、そろそろはじけるかもというのでしばらく見ていたことがあったが、そうそう都合よくは行かなかった。こういう仕組みで飛ぶのか~。図を見てわかった。その時に遭遇したら感激だろうなあ。

ミャンマーで拾って来た(上記の)ピンカドのサヤ このごつい鞘がはじけるのも見ものだろうな。

見慣れたタンポポの綿毛なども展示されたものを見ると芸術品のように見える。きれい・・

見てみたいタネ。
 
   チャンチンのタネ       タビビトノキ(オウギバショウ)のタネ


おもしろかったのは「タネの寿命を調べる」の展示で、長生きの種のナンバーワンはビロードモウズイカ 120年経った種が発芽したという。次はメマツヨイグサ 80年 次はナガバギシギシ これも80年御にも発がしたという。へええ~~~。
研究者が次代に引き継ぎながら調べた結果だという。

「標本の種」も休眠状態で生きているものがあるという。 へ~~。あのカラッカラッの標本が?
うまくいけば絶滅種もよみがえるかも?

「たまご」と「たね」はきっちり分けて展示してあるわけではない。
単純には、見る機会のない鳥や虫の「たまご」を見れるだけでもおもしろい。     今日は「タネ」について書いた。
まあ実際に行ってみてください。
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