おなじみのコースだが、今日は史跡めぐりハイキング。しかも久しぶり。
集合までの待ち時間に氷室神社へ。
都祁などから氷を運ばせ、吉城川上流作った氷室に氷を保管し、4月~9月ごろまで平城京に氷を納めた。
これは平安京へ遷都するまで続いたという。
(今年 福住の復元氷室跡を見学した。毎年氷作りを再現されているが、近年は気温上昇や降雨の影響で、氷の残量がずいぶん減って来ていると聞いた。 7月20日ブログ参照 )
春日神社~春日遊歩道へ。
春日山遊歩道に入る。 氷池があったというあたりも通った。
『春日山は841年に狩猟と伐採が禁止され、春日大社の神の山として守られてきた。
後、国有林となり原生的状態を維持している貴重な照葉樹林として「春日山原始林」として天然記念物天然記念物に、1955年には特別天然記念物に指定された』(資料より抜粋)
そして、1998年(平成10年)12月、古都奈良の文化財の一部として世界遺産に登録された。
立ち入り禁止区域の標識のそばを若草山山頂に向かう。
若草山山頂 三重目 頂上だ。
シカによってシバは短く刈り取られ、人も登るのではげ山のよう。
今は夜に行われている山焼きは、昔は昼に行われていた
山頂には清少納言の枕草子に「みささぎはうぐいすのみささぎ」と言ったという5世紀頃築造の前方後円墳 「鶯塚古墳」がある。
人が登って摺り減っている感じ。
葺き石の名残もあった。埴輪も立ち並んでいたらしい。
手前の前方部は参列者の場所 後円部は棺を埋葬する場所。説明を聞いて想像してみる。
王が亡くなった時、次の王が1つの蒲団に寝るという「真床追衾(まとこおうふすま)」という儀式があったそうだ。
これは即位儀礼だったらしい。
その後、誰も入ってこないように鏡を置いて蓋を閉め、夜明けを待って親しい王の宣言をしたとのこと。
(この辺のところ聞き違いもあるかも)
「真床追衾(まとこおうふすま)」というのは初めて聞いた言葉だった。
若草山の三角点は後円部にある。標高342m
下り道
ススキの原 火山由来の安山岩が露出した所(若草山は火山ではない)
途中からの見晴らし。 2重目あたりまでは作業道がとおっている。
尾根道~階段を降り、やがて麓に到着。
紅葉が美しい。 麓にある囲いの中には、春日大社の境外末社の2社が祀られていた。
小さな社の野上神社(1月山焼きの祭典が行われる)と、大きい岩坐は石荒神社(いしころじんじゃ)元は社殿もあったらしい。
今日はここで解散となった。
帰りに紅葉の中に埋まっているような水谷神社に立ち寄る。 イブキ(ビャクシン)の巨樹
シカを観察
シカの瞳は横長という。なかなか間近で瞳は撮らせてくれない。やっとこの距離で。でもよくわからない。
右)座っているシカ。足を内側に折り曲げている。犬もこんな座り方するかなあ。
北円堂は周辺工事中
集合までの待ち時間に氷室神社へ。
都祁などから氷を運ばせ、吉城川上流作った氷室に氷を保管し、4月~9月ごろまで平城京に氷を納めた。
これは平安京へ遷都するまで続いたという。
(今年 福住の復元氷室跡を見学した。毎年氷作りを再現されているが、近年は気温上昇や降雨の影響で、氷の残量がずいぶん減って来ていると聞いた。 7月20日ブログ参照 )
春日神社~春日遊歩道へ。
春日山遊歩道に入る。 氷池があったというあたりも通った。
『春日山は841年に狩猟と伐採が禁止され、春日大社の神の山として守られてきた。
後、国有林となり原生的状態を維持している貴重な照葉樹林として「春日山原始林」として天然記念物天然記念物に、1955年には特別天然記念物に指定された』(資料より抜粋)
そして、1998年(平成10年)12月、古都奈良の文化財の一部として世界遺産に登録された。
立ち入り禁止区域の標識のそばを若草山山頂に向かう。
若草山山頂 三重目 頂上だ。
シカによってシバは短く刈り取られ、人も登るのではげ山のよう。
今は夜に行われている山焼きは、昔は昼に行われていた
山頂には清少納言の枕草子に「みささぎはうぐいすのみささぎ」と言ったという5世紀頃築造の前方後円墳 「鶯塚古墳」がある。
人が登って摺り減っている感じ。
葺き石の名残もあった。埴輪も立ち並んでいたらしい。
手前の前方部は参列者の場所 後円部は棺を埋葬する場所。説明を聞いて想像してみる。
王が亡くなった時、次の王が1つの蒲団に寝るという「真床追衾(まとこおうふすま)」という儀式があったそうだ。
これは即位儀礼だったらしい。
その後、誰も入ってこないように鏡を置いて蓋を閉め、夜明けを待って親しい王の宣言をしたとのこと。
(この辺のところ聞き違いもあるかも)
「真床追衾(まとこおうふすま)」というのは初めて聞いた言葉だった。
若草山の三角点は後円部にある。標高342m
下り道
ススキの原 火山由来の安山岩が露出した所(若草山は火山ではない)
途中からの見晴らし。 2重目あたりまでは作業道がとおっている。
尾根道~階段を降り、やがて麓に到着。
紅葉が美しい。 麓にある囲いの中には、春日大社の境外末社の2社が祀られていた。
小さな社の野上神社(1月山焼きの祭典が行われる)と、大きい岩坐は石荒神社(いしころじんじゃ)元は社殿もあったらしい。
今日はここで解散となった。
帰りに紅葉の中に埋まっているような水谷神社に立ち寄る。 イブキ(ビャクシン)の巨樹
シカを観察
シカの瞳は横長という。なかなか間近で瞳は撮らせてくれない。やっとこの距離で。でもよくわからない。
右)座っているシカ。足を内側に折り曲げている。犬もこんな座り方するかなあ。
北円堂は周辺工事中