所属している会の総会が大阪市中央公会堂で実施された。
早めに駅に着いたので、周辺を歩いた。
淀屋橋を渡って左に日本銀行大阪支店 明治36年(1903)建築の洋風建築 どっしりと貫禄がある。 右)堂島川沿い、ケヤキのみずみずしい若葉 大阪の街とは思えない静けさ。
大阪中央公会堂を北側からぐるりと回る。
どこを切り取っても美しい建物。
『1人の大阪市民の寄付をもとに1913(大正2年)に着工、1918(大正7年)に竣工。
今年はちょうど100周年になる。岡田信一郎の基本設計に辰野金吾が修正を加えて設計した』
赤レンガを使用した建築では東京駅と並ぶ名建築。
正面 南側
土佐堀川を行くアクアライナー 栴檀木橋から見た公会堂
一回りしてちょうど開会の時間となったので、半地下の入口より入る。
総会は地下の大会議室で行われた。
休憩の時間、終わってから少し見学。
地下煙道(当初のもの) 当初のガス灯跡や左はオケピットの出入り口跡
建築当初の大会議室(ホール)の2階席段床に取り付けられていた椅子
右)階段
1999(h11)3月から3年余りかけて、保存再生工事がなされたという。
だいぶ変わった所もあるだろうが、当初のものを大切に、何より古い建物が壊されずに活用されてよかった。
総会が終わってから、常設展も駆け足て見た。
大阪に残る近代建築のことも展示されていた。機会があれば行ってみたい。
大阪の人、町の人はなんだいとおもうかもしれないが、大阪中央公会堂の建物をじっくり見るのも、中へ入ったのも初めてで、入る機会があってうれしかった。
美しい建物に癒された。