みどりの野原

野原の便り

7月1日 曽我川北周辺 アオギリ・トキワススキ・ニオイタデ・ゴイサギ・メハジキ・コハクオナジマイマイ・カメムシいろいろ・カバキコマチグモの巣  

2023年07月01日 | Weblog

大阪へ行く予定だったが、早朝目覚めたら雨。
雨天決行ではあるが・・やめとこ。と二度寝。
次に目覚めたら雨はやんでいた。準備万端できてるし、まだ間に合うが・・。
天気予報は雨雨・・・気が削がれた。

外を見ると少し青空も覗いている。家にいるのももったいない気がした。
近くを歩いてこよう。
・・ということで、雨靴で、傘を持って8時に出発。

近くなので、ぐるっと回って帰ってくるつもりだったのに、帰ったのはお昼前。
それなりの見ものはあった。

うれしかった その① 
途中の公園のアオギリ。
2021年7月に花が満開だったのに、12日後に行ってみたら・・
根元からバッサリと伐採され、ガックリ。


今日見てみたら、アオギリ復活。切株から萌芽したようだ。
今度は伐られませんように・・


曽我川堤防下の小道 トキワススキが繁っている。
あまり他では見かけないが、この辺には多い。


オオイヌタデ

特に見るものはないが、曽我川の堤防に出る予定で北へ。


あらっ。草が繁って行き止まり。
しばらく来ないうちにこんなことになっていた。
戻って北へ行く道を探す。

うれしかった その②
ずいぶん昔、30年~40年ぐらい前、1度、曲川の田んぼの縁で花を見たことがある。
濃い紅色で、甘い香りが印象的だった花・・。
今も忘れられず、その辺を通るたびに探してみる花・・。


休耕田の横を歩いていたら・・これはその「ニオイタデ」じゃないか?
花が見られますように・・刈られたりしないように・・。


水田が広がり、用水路にはところどころ水門がある。


横の農道を歩いただけで、水がざわめく。
カブトエビだ。人の姿がよく見えてるのか?振動を感じるのか?
敏感で、写真も撮らせてくれない。


田んぼの道を北へ・・


右に池 

うれしかった その③


池の向こうに、ゴイサギ。久しぶりで見た。
(望遠で撮って切り取った)


曽我川右岸の堤防へ上がってきた。
ここから南へ歩いて帰ろう。


川の斜面を覆うアレチウリ。


途中にはマダケの竹藪がある。若竹が伸びている。


竹薮のそばにメハジキ 好きな花。何カ所かにあった。


ヒメジョオンとヤブカンゾウ


ヨウシュヤマゴボウ 茎の縦断面は仕切りがある。

堤防の生き物や昆虫。


アレチウリに、コハクオナジマイマイ 


クズの葉に、コハクオナジマイマイ
前にもこの堤防でたくさん見た。


ホシハラビロヘリカメムシ クズの葉に。


アオクサカメムシの幼虫 クズの葉に。


ナガメの幼虫(左)と成虫(右)クズの葉に。


カタグロチビドロバチ? クズの葉に。

厄介者のクズだが、生き物たちにとってはありがたい植物のようだ。


イヌホオズキの仲間 葉がボロボロ。犯人は?
ニジュウヤホシテントウ(写真 矢印のところ)

面白かった その①


オオブタクサの虫食い葉をめくってみたら・・何だこれは?
黒い網がかかっている。
調べてみたら、ブタクサハムシの蛹の繭らしい。初めて見た。

面白かった その②


ススキの葉を折りたたんだ「カバキコマチグモ」の巣。
毒グモで「噛まれるので要注意!」と知っているので、触ったことはなかった。

いくつも巣があったので、1つ、そっと葉をはがしてみた。


障子紙のような網 下部に穴があって、黄色いクモの体が見えた。
刺激しないように、そっと戻しておいた。
(良い子は真似をしないように)


イトトンボの仲間は堤防下で。

そして・・ずんずん南へと歩いて行くが・・
何と。ここも行き止まりになっている。前は通れたのに。

仕方なく引き返して・・堤防を下り、ずっと東の集落を目指す。

やっとわかる場所へ出た。
スガル神社と子部神社に立ち寄って、家に向かう。
ちょっとのつもりが6㎞以上歩いた。  

コメント (2)
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