先日、金剛山麓で咲いていたヤマユリ。
ヤマユリの季節か。
何年か前に偶然見つけた秘密の花園のヤマユリも、もう咲いているかな?
車に乗せてもらって出かける。
違う道を通ったら、お~ここにもヤマユリが咲いてる~。
竹薮の縁に1群れ。竹薮の中にも1本。
草は刈ってきれいにしてあった。
車を停めて歩いていると、遠くに白い塊。
ずいぶん離れているのにここまで香りが届く。いつもの場所だ。
すごいすごい満満開。 むせかえる香り。圧倒される。
離れた1本 この1本には一体いくつの花がついているの?
数えてみたら、なんと花と蕾が31個。すごい。
花の中にハナムグリの仲間
体中花粉まみれになりながら花粉を貪っていた。
ユリの葉陰にはハチの巣も。キボシアシナガバチのようだ。
巣の黄色い部屋はみんな塞がれていて、ハチの姿はない。
キボシアシナガバチは終齢幼虫がしっかり育つと、自分で黄色い糸を吐いて巣房を蓋するのだそうだ。
今頃は中で蛹になっているのかな?
山の中の神社のそばにもヤマユリが。ここも初めて見た。
神社の石垣についていたアブラゼミの抜け殻。
抜け殻のお腹はまだ柔らかかった。
セミが今ここから飛び立ったそうだ。
別の場所で、ヒグラシの抜け殻。
カラマツの球果もしっかり育っていた。
教えてもらって、湧き水があるという所へ。
ちょっと迷った。
思っていた雰囲気とは違ったが、飲めると聞いたので飲んだり手を洗ったり。
冷たくて気持ちがいい。
下界とは違う涼しい風。
山から下る途中。運転中の息子が、何かついてる・・と足に付いたものを払った。床に落ちたのは、緑色のイラガのような虫。
「触ったらあかんよ!」と私。外へ出すために虫をお菓子袋に乗せる。
イラガとはちょっと違う。
「早よ外へほかしよ」 「ちょっと待って。写真撮ってから・・」
「はたいた時触ってしまったけど大丈夫かな」
やいのやいの言われながら、写真を撮ろうとするが、動き回る虫。
ようやく撮影が終わって、窓からポイっ。
よく見ると、背中に茶色い毛束がある。
調べたら「スギドクガ」らしい。
ドクガの名がつくが、毒刺毛はないとのことだった。