植物園会館で午後からの講演会を聞きに行く時、ちょっとだけ早めに行って植物園を廻ることにしている。
北山口から入ってしばらく行ったところに「食草園・・」の看板が出来ていた。
取りたてて目立つ植物はなかったが・・
ヒャクニチソウのツマグロヒョウモン ♂
別の所にツマグロヒョウモン ♀
見慣れない果実があるなと思ったら、外国のネムノキだそうだ。
枯れたハリギリの幹にオオミノコフキタケ 胞子が飛び散っていた。
生態園へ
源氏物語の植物に立札がついていた。
アカネ ノカンゾウ ヤブコウジ フタバアオイ などを見た。
シラキの果実
カリガネソウ 姿は良いが匂いが・・ね。
水辺にシロバナツリフネソウ
タヌキマメ ほとんど果実
たくさんの花が咲き乱れることはない。しかも花は午後に咲く。
自生を見たことがない キセワタ ちょうど花が見られた。
芝生広場の近くで
カミヤツデ
メモ帳で計ってみたら、直径6㎝ほどあった。
カミヤツデの髄を薄くカツラ剥きにして紙を作るという。
(先日(8月)台湾で初めて通草紙の現物を見た)
この太さで「通草紙」ができるかな?
芝生広場ではイベントをやっていた。
少しブースを覗いて、クロモジのお茶(葉)やクロモジ飴など買ってみた。
午後は「社寺の森・・」の講演
鎮守の森、社寺の森
社寺を守り、心の拠り所となり、地域社会のコミュニティの場になり。防災避難地にもなり・騒音防止や大気の浄化の役割や、貴重な生物の生息場所となったり、レクレーションや自然教育の場にもなる。
天然記念物や巨樹・古木も社寺に多い。
森・杜・林。
天然林(実生や萌芽などで天然更新)と人工林(播種・苗木の植樹などにより人工庚申)はわかるが、原生林・原始林・天然林・自然林・・などの区別はわかりにくく曖昧だ。
変わる社叢とその保護
周辺の状況で、社叢が孤立したり、落ち葉や日陰・野鳥の騒音、糞害・・など周辺民家からの苦情があって、過度な枝打ちや伐採があったりするなど、社叢の状況も変化している。
これらは日々実感している。
他にもたくさんのお話があった。
森のない神社や寺院は味気ない。
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