ランチしてから、午後のコンサートに行く予定。
家の前に 柵付きのプランター 鹿除けか? 奈良らしい風景だ。
カフェ 工場跡事務室に到着
以前にも来たことがあり、外観は見ているが、今日はここでランチの予約をしている。
「工場跡事務室」
大正時代、ここは「フトルミン」という乳酸菌飲料の製造販売をしておられ、事務室をリノベーションして、2009年「カフェ」としてオープンされたことによる。
「工場跡建物群」は「長壽会細菌研究所工場及び製品庫」として「国の登録文化財(建築)」として認定されている。
懐かしい木造建築 予約時間ぎりぎりだったので、店主さんが表まで出ていてくださった。
ここを右へ入るとカフェ。
カフェの建物
工場跡の雰囲気 建物の見学はできない。
ランチ パストミラサンドイッチのセットとカフェオレ
ボリュームもあるし、おいしかった。
すぐそばは、東大寺中御門跡(焼門跡) 礎石が残っていた。
慶長11年に焼失して以来再建されないままで「焼門」といわれている。
近くのマンションの前にクスノキ?の大木。
ここも元東大寺境内だったのかも?
駅に向かって歩いていると・・
丸い屋根の可愛い「地蔵堂常夜灯」道標になっている。
そばに地蔵堂がある。
なぜか「右」の字が塗りこめられて消されている。
よくあることだが、元の場所から移されたため、方角が違っていることがある。
律儀にも方角を消してあるのが面白い。
宇治・京 安政・・など読める。
地元の人が通りかかり「熱心に見てますなあ」と。
「昔はこの通りは川で、この地蔵は土手の下にあった」と言われた。
左に「地蔵堂常夜灯 道標」「川中地蔵尊」
お堂の中には、周辺から集められたらしい石仏がたくさん祀られている。
この道が元川だったらしい。へ~~。
しばらく歩いていくと・・
角に「永代橋」の碑 ここに橋があったとわかる。
左に曲がると・・
奈良女子大 東門
門から正面に見えるのは「記念館」という建物。
見学したこともある。
奈良女子大学
明治に設立された「女子高等師範学校」が前身。
その時の「本館」として使用されていた建物が、この「記念館」
昭和24年、新しい学制のもとで、現在の「奈良女子大学」となった。
後に本部管理棟と講堂が新築され、本館は、平成2年「記念館」と名称を改め、保存されることとなった。
東門の内側にある「守衛室」 この建物も良い雰囲気。
紅葉が映える。
改修工事を行い「守衛室 と正門」「記念館」は平成6年、国の重文に指定された。
枯れた実がいっぱい付いているサイカチが見える。
古木で幹には大きい穴があいている。
洋風の外観の奉安殿(以前正面から見た)も見える。
近くの「北町案内所」
建物がレトロな感じだなと思ったら、昭和初期には巡査派出所で「旧 鍋屋交番」
屋根の妻の部分に警察署のマークがついている。
商店街で オガタマノキを植えた店。
十福地蔵 これはご利益がありそう。拝んどこ。
奈良カトリック教会の前には、イエス誕生の場面。
もうすぐクリスマス。
道端の延命地蔵 本尊は延命地蔵立像。
船形光背に年号が彫ってあるらしいが見えない。
地蔵堂の前の石の花入れには「文久3年」と彫られている。
本尊の後ろには、赤い前垂れのたくさんの石仏
四角く彫り込まれたのは「箱仏」というそうだ。
町中に地蔵堂がたくさんあるのに驚く。
ペーパークラフトの店など何軒か見て、細かい手仕事に感心。
近鉄奈良駅から新大宮駅で下車。
目的地はコンベンションセンター。
最近はこの辺りに来ることもなく・・探しなが等歩く。
コンベンションセンター前のツツジの植え込みに混じって・・ツルドクダミらしいものが絡まっていた。こんなところに・・
目的の天平ホールに到着。
「学園前アンサンブル」のクリスマスコンサートを聞きに来た。
知り合いの先生がビオラで出演された。
バッハなどむつかしそうな曲。どれだけ練習されたのかと思う。
ひと時、演奏に耳を傾ける。
天平広場では「蚤の市」が開催され、たくさんの客が来ておられた。
なかなか買う所まではいかないが、見るのは楽しい。
これで今日のスケジュールはおしまい。
今年の予定も終わり。
明日からはボチボチ「年用意」をしなければ・・
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