みどりの野原

野原の便り

1月13日 高安山~信貴山 朝護孫子寺 おみくじは凶

2013年01月13日 | Weblog
西信貴ケーブルで高安山へ。ここから朝護孫子寺へ歩くのは初めて。


西信貴ケーブル 早くも虎が現れる。
山上駅からのどか村に向かって歩く。


枯れたヨモギの葉を揉んで・・モグサに。(Yさん) 昔は臼で搗いていたそうだ。
もっと揉んでいくと葉はボロボロと崩れて粉になって落ちる。そして毛が残る。なるほど。
幼い日、お灸をすえられたことがある。
今、父母が生きているうちに「私がどんな悪いことをしたのか」聞きただしておけばよかった。
熱かったかどうかも忘れたけれど・・

 
よく見れば、コセンダングサのくっつき虫も、シシウドの花序も、端正なバランスのとれた美しい形をしている。
 
冬枯れの中にもアオモジの蕾・ハンノキ雄花と雌花の蕾が出番を待っている。

 
展望台 インパクトのあるデザインだ。
あいにく見晴らしは良くなかったが、あべのハルカスらしいビルがうっすらと見えた。


途中で見つけたガガイモの果実 
種子がサヤの中にきっちり納まっている様子は感動を覚える。

その形式から国の登録有形文化財になっている開運橋を渡ると寺域に入る。
 
      灯籠が並ぶ     寺紋は「毘沙門亀甲紋」というらしい。

 
世界一の福虎 自然に動いているのかと思っていたら電動で首が動く仕掛けになっているとのこと・
大きい虎・小さい虎・石の虎・・信貴山は虎だらけだ。
『聖徳太子が討伐に向かう途中に必勝祈願をしたところ、毘沙門天が現れ必勝の法を授かった。その日が奇しくも寅年、寅日、寅の刻であったことから信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されている』

 
千手の公孫樹といわれるイチョウ   カヤの大木

いろんなお堂に立ち寄ったり、横を通ったりとひと巡り。

 
朝護孫子寺へお参り。

掲げられた「毘沙門天王」の扁額の両脇には「ムカデ」が。
なぜムカデがいるの? 会員の中の物知りガイドさんも「??」
ネットで調べてみた。「ムカデは毘沙門天の使者」というのが答えらしい。
『鉱山に関係する人が毘沙門天を信仰し、ムカデは鉱山の神であることからのつながり?』
又、『多くの人達の足並みをそろえて歩み、困難に挑む・・等々な意味を持つムカデが毘沙門天の使者となった』との説も。
いろんな使者がいるものだ。

ここでおみくじを引いたところ、何と「凶」あれもこれもうまくはいかないらしい。
その最後に、「せんかたなく酒などのみてうれいを忘れんとするばかりなり」って~?
やけ酒でも飲んでおけってこと~?「酒飲んでもええで~ってお許しがでたんや」と外野の声。


通りかかった胡麻毘沙門の前で厄除けのお祓いを受けて通り抜ける。

帰りは信貴山口駅まで歩く。

 
途中にあった千体地蔵尊      東信貴ケーブル跡 の傾斜30度の坂道を下りに下って信貴山下駅に出る。 
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