h31年3月に来て以来、久しぶりの平群へ。
再開発以来、変わりゆく駅前 大きい「平群町総合文化センター」もオープン間近のようだ。
山はアオモジ・ケイオウザクラ・サンシュユの花盛り。
ハクモクレンは咲き始めているものもあるが、つぼみも多い。
崩れたのか?土がむき出しのところ、山肌が見えるところなど気になるところもある。
さて、キジムシロやキランソウの咲く、いつもの野道を通り白山神社へ。
オオカワヂシャも咲いていた。
白山神社
白山神社 拝殿 弥勒堂
弥勒堂の前に立派な説明板が新設されていた。
白山神社は、福貴寺という盛時には60坊を数えたという大きい寺の跡に建つ。
福貴寺は法隆寺夢殿中興の祖といわれる道詮律師が開いたと言われる。
右)弥勒堂は現存唯一の福貴寺の遺構とのこと。今のお堂は安政6年に再建されたもの。
何回も来ているのに、今回初めて弥勒堂の中を覗いてみた。
中は暗く、撮った写真もはっきりしないが・・
中央に弥勒堂の本尊 弥勒菩薩立像
向かって左の小像が、夢殿に現存する「塑像 道詮坐像(国宝)」を昭和初期に摸刻したという「木造の道詮坐像」か?
裏山には道詮律師の供養塔(宝篋印塔)もある。
尾根へ出る。
畑の向こう側に咲いている白い花は何?ハナモモ?
右)ケイオウザクラ
アオモジ 遠目にも雄・雌の木がわかる。左奥が雌株 手前雄株
右)ウラジロの芽 ゼンマイの中にはちゃんと二股に分かれた葉の芽が入っている。
クサイチゴの花が1輪
福貴畑のあたり 黄色はサンシュユ ピンクはケイオウザクラ
ケイオウザクラはシナミザクラの台木にコヒガンザクラを継いだところ出来た枝変わりから生まれたそうだ。
名前は作出者の啓太郎翁に由来する。早咲きで切り花用に栽培される。
アオモジの多いこと。山の中にも転々と。花が咲いて初めてわかる。
びっしりと花がついて色が濃く見えるのが雄花(雄株)花がまばらで少し白っぽいのが雌花(雌株)
雄花のつぼみが早春の花材として用いられる。
山のアオモジは栽培されていたものから野生化したもの。
攪乱された日当たりのよいところに繁殖し、小苗もたくさんある。
これは雄株 見るからにごつい。 それに比べて雌花はやさし気。
遠かったり高かったりで、なかなか手に取って見にくい。
帰りは住宅地の方に下りた。
カンヒザクラが咲いている所があった。
今回は初めての道にも入ったので、違う景色を見れてよかった。
駅近くになって、小雨が降り出したが何とかセーフ。よいお花見ができた。
信貴山下駅のところで「ケーブルカー」がちらりと見えた。(青いもの)
1983年まで運行されていた「近鉄東信貴鋼索線のケーブルカー」
廃線から37年ぶりに起点だった信貴山下駅そばに展示されることになり、3月28日から公開されるという。
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