みどりの野原

野原の便り

2月4日 いもあらい地蔵尊 移転先  頭に直撃!

2020年02月04日 | Weblog

「いもあらい地蔵尊」それはかつて橿原市の国道169号線沿いにあった。
そこに、169号線から東に向けて新しい道路ができた(5・6年前?)

ちょうどその入り口あたりにあった「いもあらい地蔵」は行方不明に。
いい感じの木立の中にあったのにと(後に写真)残念に思っていたが、新しい場所に移されたことが分かったというので見に行った。

元の場所からほんの50mほどのところ、新しい道路のそばにあった。
あまり通らない道で気が付かなかった。

 
周りに木も植えられてちゃんと祀られていた。説明板もある。石碑も移転されていた。
説明板によると「いも」というのは疱瘡(天然痘)のことで、集落や峠に「いも」が入ってこないようにとの願いからお地蔵さまを祀った」という。
明日香の「芋(いも)峠」もそんな意味があるのだろう。 
           右)石標には「久米仙人伝説 いもあらい地蔵」と書かれている。

久米寺にも近く、有名な「久米仙人伝説」がある。
「空を飛んでいた仙人が、川で洗い物をしていた若い女性の白いふくらはぎを見て、心を乱し、飛行の神通力を失ったその女性の前に落ちた」

若い女性(妹)、また「芋」、疱瘡(いも)の言葉が重なることから「地蔵」と「伝説」が結び付いたのであろうとのこと。
「このあたりは「いもあらいしば とよばれ、そばには いもあらい川  が流れていた」と説明板にあった。


2011年1月に撮った写真が出てきた。(なんでも撮っておくものです)
なくなってしまわなくてよかった。
新しい場所の木も何十年かしたら、大きく育ってこんもりとした森になることだろう。

さて、その夜のこと。
パソコン作業をしていた私の後頭部にパチっと何かが激突。 痛っ!
「何や!」
そばの床に「豆」が1つ。探すともう1つ。
壁にかけておいた「フジの鞘」がはじけたのだった。

これがもし、鉄砲の玉なら私は即死だったところ。


種は2個見つかった。あと3つぐらいは部屋の隅に飛んでいるのだろう。

これが面白くて、フジの鞘を吊るしておくのだが・・忘れたころに爆ぜてびっくりさせられた。

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