みどりの野原

野原の便り

3月2日 お墓 今年初めてのウグイス

2008年03月02日 | Weblog
父の実家の法事だった。

ついでに途中にある父の墓に参ろうと、車から降りると、
「ホーホケキョ」とウグイスの声
今年初めて聞いた。

先日、卓球友達が「前は庭にウグイスがきたけど、ここ3年ほどは
見かけないわ。メジロは来るけどね」「なぜ来なくなったんやろ
うね」といってたところだった。

ウグイスの声を聞くと、まだひんやりするけれど、春を実感する。

さて、お寺さんの読経が始まった。
昔、住んでいた家の近くのお寺さんで、
そのお坊さんのおばあさんや、私と同級生で早くになくなった男の子
は大の仲良しだったので、なつかしく思い出した。

仏壇の仏様は、昔、家が火事になった時、私の祖父が火の中からただ
1つ助け出したものだそうだ。

真っ黒になっていたのを修理に出したそうだ。
50センチぐらいあるかと思う大きい仏さんは、ついていた台を外して
も、既製のものには入らないので別注したという、立派な仏壇に収ま
っていた。

お墓は車道から登り、さらに山道を登ったところ。
今まではお付き合いを父任せにしていたので、初めて行くご先祖様の
お墓

墓石は祖父が建てたそうで、祖父の親や兄弟も祭られている。

この墓地は山裾にあって、土の上に墓石が立っている。
地形に沿って墓石が立っている区画もしていない。

「昔ながらのお墓」という雰囲気。いいなあこんなお墓
写真はちょっと・・・・

足の悪い親戚のおばさんは車も通れない急な坂道は大変そうだったし、
雨の時などはちょっと来にくいかもとは思うが。
少し下には、区画された墓地もいくつか出来て、そちらへ移されたもの
もあるという。


高いところからの村の眺めは昔とほとんど変わっていない。
家は建て変わっても、場所は同じだそうだ。

川の近くに水車小屋があったことなど少しずつ思い出した。


雨の後、サワガニがいっぱいいた山の斜面

なくなったおじさんやおばさんの思い出もよみがえる。

「こうして亡くなった人のことを思い出すのが法事です」とお坊さん
のお話だった。


サワグルミ 雄花が開きかけ
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