みどりの野原

野原の便り

10月29日 葛城古道 小殿~御所駅

2007年10月29日 | Weblog
自治会の史跡めぐり同好会 久しぶりの参加

小殿バス停から西へ入ったあたりから旧家が並ぶ町並みがある。旧高野街道だという。
 
高野街道
標高80メートルあたりのところを、まっすぐ(一本の線状)ではなくて少し上下に
ずれて伸びているのは古い道の独特のものだとか。

 
左、重文になっている中村家 門のそばに火消しポンプが吊るされていた。
右 畠中家 石の用水桶がある


葛城酒造・元郵便局らしい板張りの洋館・大和棟の家などが続く。

 
 元郵便局?板張りの外壁の洋館     夜間公衆電話の文字が残る

長柄神社
本殿は重文 拝殿に能舞台があり、演目を書いた額が飾られていた。
境内にはムクノキ・エノキなど巨樹が多い。

一言主神社
このあたりでは「いちごんさん」と呼ばれ、たった一つの願い事だけ
を聞いてくださるという。
気がかりの一つに絞ってお願いした。本当はもう一つ二つ聞いてほしいところ
だけど。
 

           一言主神社本殿
          
              ご神木の乳イチョウ 樹齢2000年とあった。♂

御所の巨木を調査された*「この木何の木?」調査隊の調査によると、幹周り3,9
メートル・高さ23.5メートルとなっている。
もう半月もするとまっ黄色に輝くことだろう。

ムクロジの巨樹もある(同、幹周り3.98メートル)

「この木何の木?」調査隊
木が好きな人たちがK隊長はじめボランティアで御所の巨木をことごとく調べ、測量
して、今年6月「御所の巨樹たち」という冊子を発行された。
私も調査の一部協力。

もう一つ、一段低いところに植栽されているハゼノキといわれている細い木があるが、
偶数羽状複葉の葉が多いところから、私は「カイノキ」じゃないかと思ってるんだ
けど違うかなあ。紅葉していた。


神社の方が歴史など説明してくださった。

その中で数ある神社の中でもご祭神(一言主命)と神社名が同じと言うのは珍しい
こと。
全国82社ある一言主神社の総本社だそうだ。。
昔は葛城といっても和歌山のかつらぎ町あたりから2上山のあたりまで広い地域を言
ったらしい。

九品寺から番水の時計のそばと通り六地蔵へ 

鴨山口神社
山の神霊を統括する大山祇命を祭る。
各地の山口神社の総社だという。

皇居の御陵林の管理をする神社のようだ。

 
ここのカヤの巨樹もすごく立派だ    野道ではヤマハッカが満開だった。
 (同、幹周り4メートル)

(このコースはh18.12.3日のブログにもあり)

ノジギクか?と思われる野菊がツボミを付けていた。

   
 青空にカキのダイダイ色が映える   無人販売で売っていたカボチャ180円

違ったメンバーで行くと、また違った話が聞けるからおもしろい。
○大和棟の屋根の端の少し高くなった瓦も「うだつ」と言うとのこと。
 (私は袖壁のようになったのしか知らなかった)
○ミゾソバが食べられるらしいこと。
(タデ科だから食べられないことはないとは思ったが聞いたのは初めて)
○秋の七草の覚え方 ハスキーナ クフオー(エジプトの)
 私が聞いていたのは「オスキナフクハ」だった。

いろいろ聞けて面白かった。

さわやかな、でも歩けば汗ばむ陽気の一日だった。

      



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