みどりの野原

野原の便り

3月15日 新庄・忍海(おしみ) 周辺

2008年03月15日 | Weblog
最高のお天気。上着は要らない。

新庄駅前ではもうキツネアザミが満開だった。

柿本神社は柿本人麻呂が祭神になっている。
「柿本人麻呂学校」と看板が出ていたのは何だろう?

屋敷山公園ではツバキが満開 シダレ梅はもう散り始めていた。

モクレンやコブシもツボミがだいぶ膨らんでいる。

道端にはヒメオドリコソウ・タネツケバナが満開。


イヌナズナが群生していた。

あまり他では群生を見たことがない。
ナズナ(ペンペングサ)も混じっている中、ナズナのように食べること
も出来ない役に立たないという意味で「イヌ」とついているが、優しい
雰囲気の黄色い花はきれいだし、「イヌ」にも失礼な名前だ。

浄願寺から二塚古墳に行く道で、民家にシラカバが植えられていて、
遠目ながら雄花が垂れているのが見えた。
平地からはだいぶ登っているので、涼しい気候が合うのだろう。

二塚古墳
何回か行った事があるが、石室は1つしか知らなかった。
前方後円墳に合計3つの石室がある。
前の休耕田のようなところは「周濠に相当する平坦部」とのこと。

  
二塚古墳 6世紀中ごろの築造
    
幅は狭いが奥行きはあり、中は広く、天上石も大きい。
横の二つは小さかった。

古墳の上にはナラガシワやアオモジやノグルミが生えていた。
ウグイスの声がすぐ近くから聞こえた。

そこから道に迷い、やっと葛城山麓公園に到着。


ハブが生息? ここは沖縄? 

満開の源平咲きのウメやツバキ・サンシュユなどを見ながらお弁当を食べ
た。

広い公園内は子供が2人ボールで遊んでいて。芝生の高いところで付き添
いの大人か?昼ねしている人が見えた。3人のグループが弁当を広げた。
夫婦らしい人が梅を見にきた。あとは私達だけ。静かだ。

ここから又迷い、だいぶ余計に歩いて極楽寺・笛吹き神社に到着。
どうも地図がわかりにくい。(と、地図のせいにしておく)

笛吹き神社
正しくは、笛吹き神社と葛木座火雷神社(かつらぎにいますほのいかづち
じんじゃ)の2つの神社から成り立っている。

      
    笛吹神社             鳥居の奥階段横にハハカ

葛木座火雷神社は延喜式にも記載された奈良県でも屈指の古い神社だと
いう。

鳥居の内側にしめ縄で飾られた、波波迦の木(ウワミズザクラ)がある。

波波迦の木は古くから「朝廷の大事を決める時」に献上されたという。

境内にイチイガシの大木があった。
笛吹神社のイチイガシ林は県の天然記念物になっている。


残念ながらやせっぽち

途中ツクシを見つけては採り、きれいなヨモギを摘み、セイヨウカラシナ
のツボミを摘み、道に迷いながらも無事 忍海駅に到着。

春を満喫した一日だった。

ヨモギは帰ってすぐゆで、カラシナも漬けたが、ツクシの始末はまた明日。
とりあえず水につけておく。
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