ミグの「右肩上がり同好会」

移動カフェ店長の日々の生活と仕事の様子などを綴っております。

タイヤを作る?

2006年07月08日 | 車の話題
久しぶりの土日の連休。\(o^▽^o)/
日中は予定も無く掃除洗濯と雑務をこなしております。
明日行われるJMRC東北Vitzシリーズも欠場です。
今年は1000ccのシリーズメインって事で!

画像は先週受け取ったタイヤです。
サイズは175/60ー14(イチナナゴロクマルジュウヨン)
車に興味や関心の無い方には意味不明の数字かとは思いますが…
旧Vitzのレースでは定番のサイズです。
こからは少々マニアックなお話しになりますが…

これはレース専用のタイヤではなく、あくまでも
一般道を走る為に作られたタイヤ。
レースに使うには色々とノウハウや工夫が必要となります。
(モータースポーツ向けタイヤは使用不可)
ご覧の様な新品のタイヤでドライ路面をガンガン走ってしまうと
表面がボロボロになってしまいます…
解りやすく例えると新品の消しゴムでいきなり強く擦ると
角がちぎれてしまいますよね(・_・、)
タイヤもそれと同じで最初は街乗りやウエット路面で
徐々に優しく使って角を落として行き、
8分から7分程減らした状態がドライ用のリヤタイヤとなります。
さらにリヤに履いて5分山位になったところでフロントに使用します。
(あくまで自分流の作り方ですが)
溝(山)が多い時は当然、接地面積が少ないのと、
表面のゴムが厚い分どうしてもヨレが発生します。
「ヨレる」ってのはハンドリングのしっかり感が無い感じ?かな?
上手く表現出来ません。スイマセン(^-^;
最も良いタイヤの作り方は《電気カンナ》のような道具を使って、
タイヤを回転させながら削って行き、5分山辺りまで減らして、
練習→予選→決勝と使うのがベストかも知れません。
でもこれはルール違反。タイヤの加工に当たります。
それにタイヤを削るなんて、そんな勿体ない事、自分には出来ません(^-^;
ですから時間を掛けて徐々にタイヤを作り込んで行くのです。
でもタイヤも半分生もの…
熱が入り紫外線を浴びる事で劣化していきますから、
なるべく早めに消費しなければなりませんし…('ω'*)
レースの中で最も難しいのがタイヤの使い方でございます。