快適化計画どころではなくなった14号車・・・
先週のクラッシュで応急処置した部分を、
休日を利用して修復します
クラッシュもブログネタに!転んでもタダでは起きないぞ!(笑)
画像はエキゾーストマニホールドとラジエターの後ろ側の
カバーが当たって凹んだ跡です。
応急処置でなんとか隙間を作りレースに参加しました。
最初にバンパーカバーを外して行きます。
ラジエターの前に見えるバー状の物がバンパー。
最近の車でバンパーと呼ばれる物は、正確にはバンパーカバー。
その後ろにスチール製のバンパーがあります。
これもかなり変形していました
バンパーとヘッドライト、ウィンドウウォシャータンクを
外すと潰れたフレームが見えてきます。
その後ろのエアバックセンサーやエンジンマウントには
被害が及んでいませんでした
でもライトassyは裏側の部分が割れてグラグラで買い替えが必要。
潰れたフレームをグラインダーでぶった切りました。
もう、ここまで来ると怖い物なしです(笑)
手前側は簡単に行きますが、奥は当然グラインダーの歯が
届かないので苦心・・・・
最後は金ノコでギコギコギコギコ・・・・(゜Д゜,,)←これはギコネコ
鉄板を使ってフレームモドキを自作していきます
(我社は鋼板を加工する業務を行っていますが自動車板金のプロではありません)
バンパーを取り付けるボルトと牽引フックを付けるナットを
先端部に仕込みます。
ポイントは万が一?またクラッシュした際に、
この部分が潰れるように作る事・・・・
頑丈過ぎず、もろ過ぎず・・・カンで「こんなもんかなぁ?」
普段は溶接なんかやらないので下手っぴーです。
出来上がったらホワイトサーフェイサーを吹きます。
鋼材も錆びにくいボンデ鋼板を使いました。
色を塗るとそれらしく見えるから不思議~
後は逆の手順でパーツを取り付けて行きます。
バンパーも適当にたたいて変形を治して、
サーフェイサーを吹いておきます。
どーせ見えなくなるから、かなりテキトー(笑)
付いてればOKっす!
作業が終わりました・・・・・
でも、ボンネットが変形しているので、ちゃんと閉まりません。
これも買うしかなさそうです
次のレースまで一ヶ月ありますから、気長に中古品でも探す予定です。
てな感じの作業レポートでした。
時間は丸一日・・・・疲れた・・・・・
各自動車メーカーが対人身ボディとして壊れやすく作るのと似たような感じですね?
溶接跡を見て点付けなのを一瞬「??」となりましたが、ポイントを押さえた加工に思わず「ほぉ~ッ!」でした(笑)
レース車両の修復って皆さん案外こんなもんなのかなぁと思わず納得してみたり。
(6月のJoy耐の同じガレージ内のエボとか思い出してみた)
あんまり丈夫に作ると
ぶつかった時に奥が壊れちゃいますから。
衝撃安全ボディって潰れて衝撃を吸収するって
今回よく解りました(*´▽`*)