梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

漫画

2010-09-01 09:34:59 | 日記
丁度漫画世代の走り頃かな、漫画雑誌は月刊誌で「少年」「少年画報」「漫画王」「冒険王」と少し遅れて「少年ブック」と「面白ブック」が有ったが「面白ブックは」たしか「冒険王」か「漫画王」が名前を変えたものだった様な気がする。この頃の漫画は後で有名になるものが多かった、「少年」では手塚治虫「鉄腕アトム」横山光輝「鉄人28号」、「少年画報」では竹内つなよし「赤胴鈴の助」が人気でその他にも人気の有る物が多かった、手塚治虫と横山光輝は少女漫画にも幾つか描いていて「リボン」の「リボンの騎士」は後日ベルバラの原作ではと思われる人気漫画だった、「少女」か「少女ブック」には横山光輝の「おてんば天使」が有ってどちらも男の子が見ても面白い物だった。付録で別冊が必ず付いていて本誌から続きに成っている物が多かった、その内ハードカバーの単行本が出始めて私は「鉄人28号」の巻1と「鉄腕アトム」の何巻だったか「みどろ沼」と言うのが入った物だった、鉄人28号は父親に誕生日にねだって買ったのだが鉄腕アトムは突然父親が買って来て大喜びした事を憶えている。その他のにも堀江卓と言う人気作家が居たが此方も「少年」で天馬天平」、「少年画報」で「矢車剣の介」を書いていた、ギャグ漫画は4コマの発展系が多くそれでも落語をモチーフにした「わちさんぺい」と言う人が居た、スポーツ漫画も1ジャンルを確定していて野球漫画と柔道漫画が多かった、作家を憶えていないのだが「いがぐり君」と「だるま君」はキャラクターも同じ様な感じだった、野球は「寺田ひろお」が得意で「背番号0」が人気だった、その後柔道漫画は衰退したが野球漫画は色んなキャストで広がってゆく、しかし殆どはちゃんばらと言うジャンルが多く琴姫様もその頃だった、テレビにもなったがその主役女優と原作漫画家が結婚するとは面白い。いわゆる「トキワ荘」グループが出て来るのはもう少し後だった、石森章太郎はギャク漫画の「テレビ君」だった気がする、寺田ヒロオもトキワ荘グループだったらしい、結構小説も読んだがずっと漫画から離れなかった、雑誌は月間から週間に移り、貸本も徐々に変わっていってやがて姿を消してしまった、今の漫画(劇画)は少し付いて行けない物もあるが恐らく未だ読み続けるだろうな