梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

案の定、実に分かりやすい

2010-09-30 09:19:03 | 雑記
思ったとおりの事が2つ起きた、一つはロシアの対応だ、北方4島に突然訪問すると言い出した、悪天候で行けなかったが「必ず行く、4島は昔からロシアの重要な領土だ」と言い出した、次は何をするか、輸入に関税を掛ける、天然ガスの契約を見直す、穀物は輸出しない、等々を言い出すだろう、日本は強気に出れば正当性とは関係なく引き下がると言う印象を世界に発信してしまったのだから、これからどう対応するか政府の本当の力が試される、石原都知事が「売国奴になりかねない」と言ったのは賛成だが彼の立場で公の場所で話す事ではないな、都政と国政は違うと自分でも言っていたのだからもう一度国政に入ったらどうだ、近々に解散があれば間違いなく当選するだろう、内外に多くの問題を抱えている政府は大変だと思うが乗り切って行かなければ1800年の日本の歴史が崩壊しかねない、経済的には為替で見る限り安定している様だが国民の資産で維持しているだけの状況ではそれこそ1億総玉砕だ、一方で明るい話題が出た、タイミング的にも素晴らしいものだった、NEDOで研究中だったレアアースを使わなくても同様の効率を持つモーターの開発成功だ、これで中国の切り札は1枚無効になった、少なくともそれより強いカードを手に入れたのだ、日本はこの方向に多くの予算をつぎ込まなければならない、今何とか残っている国民の資産と円高によって溜まった外貨を注ぎ込んで輸入に頼らないと成らない部分の解消に努力しないとならないだろう、この様な高度の技術開発は現段階では労働力を吸収する事が難しいがやがては大きな雇用を生み出すだろう、しかし取りあえず今をどうするかと考えた時資金を投入して雇用を確保し、それが将来的に日本経済を支える事を策定し早急に対処しなければならない、自給率が低い分野で国民の生命線をになっている所、そして何れは対処しないとならないインフラに投入するのが望ましい、食料の自給とエネルギーの自給、農業は根本的に考え直す必要がある、江戸時代からあまり替わらない方法で年貢が税金に換わっただけでは根本的に世界的に価格競争が出来るわけが無い、エネルギーは石化燃料が後数十年で枯渇する事は既に言われて久しい、原子力は何といってもリスキーな部分が多い、新たな策定が要る、火山国の日本は地熱利用がしやすい、又周囲は海だ、潮汐、温度等のエネルギーは膨大だ、今供給するコストは石化燃料の方が安いからと言うのは民業の発想だ、国政はもっと長いスパンで考えなければならない、民業であっても今後数年しか持たない状況だし今回の尖閣諸島問題で分かった様に現在の経済活動の全てが外国の意思で生命線を握られている事を自覚しないと成らない、特に資源国はそれしか経済基盤が無かったり、未整備だったりすると他国の利益をカバーするような事は絶対に無い、早急に雇用を確保する為には耐震化を急がなければ成らない学校や保育園、老人施設等に投資する事は直ぐに経済効果に反映する、そして万一の場合天災の被害総額を抑える事になる、兎に角今は経済を喚起しなければならない、民主党のお手並みを拝見している時間はそう残っていない