アフリカのセネガルからアフリカ大陸を横断する植樹が行なわれているという放送を見た、砂漠化を止める為のプロジェクトで此処にダカールの貧困層を入れて雇用を確保していると言う、失業率は90%だそうだ、だから少しの収入でも助かるのだろう、しかし考え方は日本にも大きなヒントでは無いだろうか、今後の日本の経済を維持する為に何をなすべきかが重要でその為に投下する資金は将来に対する投資出なければならない、食料自給率が此れだけ低いのだ、今海外から買った方が安いと言うのは商社の理論、言わば農協が自らの農地から米を採るより輸入米を買った方が安いからと言っているのに近い、確かに現状の人的コストを換算すれば価格は大きな違いが出るだろうがそのままでいける訳も無い、農業に企業が入れないのは規制がきついからと農家自体の既得権感覚の問題だろう、更に其処に直接給付をすると言うのは経営努力を削ぐだけの施策ではないか、農業に労働力が残らないのは硬直した政策と未だに農家は家単位と言う意識の問題だろう、農協単位で合資会社的な組織として効率よく機器を保有し家単位の負担を軽くし、労働に対しては労基法に合わせて給料制にして有給休暇保険も整備する、土地の有効利用のために耕地整理をして機械化を進め労働対価の率を上げる、域内の工務店等も取り込んで河川や道路の改修等も社内で行い収入の安定化を図る、店舗等は購買の様な形態にして他の農協と連携し仕入れも一括にして大手に対抗する、日本は山地の割合が高い、今は林野庁の管轄になっているがこれも事業として取り込んで安定した所得を保証すれば雇用を創出できる、その為の融資や補助金は国が対応する替わりに雇用を確保して貰う、計画的に生産調整をする事で食料の確保と価格の維持を調整する、簡単ではないだろうが国がバックアップして更に商社等と協力を推進する、商社等がイニシチアブをとり過ぎないように監視システムは国等がすればよい、食料の確保とエネルギーの確保、希少金属の確保は今後の日本の命運を握る、レアメタルに関して言えば土地を持たない日本では新たな鉱脈の発見は難しいがその分廻りは全て海である、海水から分離できないか、或いは海底熱水鉱床のマンガンの様に地球内部からの排出から集められないか、日本の工学者達は優秀である、国がバックアップし更にロイヤリティの保証をすれば開発に弾みがつくだろう、短期では兎に角留まっている資金の回流、長期的には自主立国の施策をしなければならない