La douce vie

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ドイツおとぎの国の旅:夜のローテンブルク

2009-09-25 | ドイツ・スイス旅行
ホテルで一息ついた後、街へ。
近頃めっきり体力が落ちてしまって、情けない思いをしている私ですが、海外旅行に出るとどこからか別の体力が現れるところが不思議です。



薄明るいけれど夜です。



この街の名物のお菓子シュネーバルのディスプレイ。



夜の外出の目的の仕掛け時計。
三十年戦争のさなかの1631年。皇帝軍に占領されたローテンブルクの街での出来事。
市議たちの首をはねることにした皇帝軍の将軍は市から饗応を受け、その時に出されたこの街のワインをジョッキで飲み干せるものがいたら首をはねることをやめようと宣言した。市長がこれを受けて見事に飲み干し、街を救った。
という言い伝えになぞらえたものです。

22時―

時計の両脇の窓が開くとティリー将軍とヌッシュ市長が現れてジョッキに入れたワインをゴキュッと飲みます。

「・・・(これだけ?)」
と待っていた観光客は思うのですが、歴史的なことを考えてみれば感慨深い仕掛けです。
その後市長さんは寝込んだそうな。

夜だけでなく昼間も決まった時間に出てくるそうです。