La douce vie

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フィギュアスケート:XOI2014 他

2015-01-08 | figure skathing、ice show
XOIが復活。
復活するなら、FOIとはカラーが違うものになった方がいいだろう、と思っていました。
恐らく、フレンズは年に1度だからテンションが上がる。
でも、テレビで観たけれど、過去のXOIもかなりカラーが違うものでしたね、今回も、真央ちゃんが参加するとのことで、これはFOIと違うカラーになるな、と、思いました。(FOIに対してもXOIに対しても肯定的な意味です)
田村さんや本田さんも全日本間近でコーチ業があり、荒川さんも産休中、前回とは日本プロスケーターが入れ替わりました。

歌手にクリス・ハートさん。ニベアのCMソングでお馴染みですね。なるほど、チケットが高い訳だ。
全員白いニットやコートを着て全身白で統一。素敵ですね。
クリスさんのメドレーソングの時、真央ちゃんやテン君がノリノリでジャンプ!新横ならではの光景。
トークは、織田君と鈴木さんにも入ってもらった方がいいんじゃないかな?でも、荒川さんにフレンズで「人前でしゃべる練習」をさせられていて、よかったね。

ベルットソン、あなたも金髪じゃなかったのね、まぁ、それはどうでもいいか。双子もつれてきたとか、見たかった。それも、どうでもいいか。
ジュベール、胸筋大サービス。
クーリック、その赤シャツ、お気に入りなのね。

鈴木さん「月の光」
ランビエール振り付け。ランビエールらしく、くるくる、くるくるくる。こういう優しい雰囲気のプログラムも素敵です。
衣装がちょっと、カロリーナを思い出しました。

高橋君「キャラバン」
このプログラム、何度でも見たいので嬉しいです。
AOIから花が贈られているということで、AOIは今回のポスターで4組だけのスケーターの中に彼の名前があり、高橋大輔の出演にどれだけ力を入れているかが分かります。スイスのセレブを沸かせて欲しい!

モロゾフ父娘
サプライズ。まさか、モロゾフコーチが日本のアイスショーに出演とは!(海外でも驚く)
ある意味、これはFOIとは違うカラーになると思いました(苦笑)
すっかり成長したお嬢さんとの共演。
愛娘との共演、大歓声を得て、プログラムの最後はハグーッ!振付師の立場で父の願望を満たす!
などと、憎まれ口をたたきながらも、クリスマスらしい素敵なプログラムです。
やはり、上手いな、まだ、こんなに滑れるんだ。そうか、彼はまだ30代なんですね。

思えば、モロゾフコーチと紆余曲折があったのは、高橋君だけでなく、パン&トンも五輪プログラムの手直しをしてもらえなかった、と、ぼやいていたし、ジュベールも織田君も門下生だった。
あれだけ輝かしいプログラムを作り、スケーターをトップに押し上げたりしてきたのに、いつも別れ際が気まずいイメージの多かった、モロゾフコーチ。過去のことはいろいろあったけれど、ここでこういう時間を過ごせて、ご本人もファンもなんだかよかったね、という感じです。
モロゾフコーチ、また、ヤグディンの「仮面の男」やサーシャの「黒い瞳」、荒川さんや高橋君の「白鳥の湖」やジュベールの「マトリックス(確かそうだよね)」や織田君の「チャップリン」(書ききれない沢山のプログラム)のような芸術作品を作り上げる日を楽しみにしてますよ。きっと、また、「場」を支配してくれる。そういう力のある人なのだから。

デニス・テン
ジャンプは迷子でしたが、やはり、上手い。そして、ビールマン。

パン&トン
夏は、きちんと見れていなかったんだなー、と思いました。
とても現代的で洗練された大人のプログラム。

ウィバー&ポジェ
「サウンド・ミュージック・メドレー」競技プログラムだったものだけど、クリスマスのショーにぴったりです。
どの曲も日本人でも耳馴染みの曲で楽しい気分に!
そして、現役トップの華麗な技術とカナダ人らしい親しみやすい雰囲気!素敵です。
今、現役スケーターで一番ハンサムさんはポジェだと私は個人的に思ってます。


真央ちゃん
休養中もスケートしていたんだろうな、という、キレがありました。
新横浜のショーで真央ちゃんを見るというのは珍しい。DOIは別だけど。
こんなに解放感溢れた笑顔を見るのはいつ以来なんだろう?

織田君
気持ちのいい伸びのあるスケーティング。
昨年から観客と再び心を通わせるようなスケートが嬉しい。

真央ちゃん×高橋君
意外としっくりきたペア(笑)真央ちゃんのシュッと視線を送る感じ、あぁ、真央ちゃんらしい動きだと思いました(笑)
でも、スケーティングとかは本当にぴったり合っていて、金髪のプリンスとの共演もいいけど、大和男児もよいではないですか!BGMも達郎さんだし。

cobaさん×高橋君
ビッグ・サプライズ
これ、会場で観たかったな、会場の人は忘れられない思い出になったでしょうね。
cobaさんの生演奏との共演はファンにとって夢だったと思います。
恐らく、高橋君がここ数年でもっともスケートをすること、表現をすることに火をつけた瞬間ではないでしょうか?
cobaさん、彼に手を差し伸べてくれてありがとう。
始まる前のMCの方の「しーーーっ」というのが、すごく好きです。この方は長年スケートのMCをしてくださって、ただの事務作業でなく、スケーターのこととか間とかわかってくれています。
当たらなかったら恥ずかしいから、書かなければいいのだけれど、もしかしたら、「eye」はAOIのリクエストなのでは?




FRIENDSα:パン&トン
やっと、登場。たぶん、中国語の通訳の方の手配がついての出演になった気がします。(ジュベールもフランス語の通訳の方がついての出演と思う。)
ジュベールの時と同様、すごく、荒川さん(というか、カメラの向こうの視聴者に対してだと思うけど)に気を使っての会話。
あれだけの実績があって、中国では国民的スケーターでも、すごく気を使うんだなぁ、と、思いながらも、せっかく、長くフレンズに出演しているんだから、もう少し、くだけた会話になってほしい、と、思っていたら、そのうちくだけてきてくれて嬉しかった。

まず、アメリカツアーでパンさんと同部屋になったのがきっかけで、フレンズに出演をオファーした、ということで、普段話さないパンさんが笑顔で「覚えています」というところからスタート。
フレンズのトップスケーター同志なのにお互いをリスペクトしている雰囲気が好き、という、トンさん。やっぱり、コンセプト理解してくれていて、嬉しい。
「スケーターなら、自分の名を冠したショーを持つのが夢」というトンさんの言葉にはっとしました。荒川さんは世界各地でその土地のスケーターをメインにしてフレンズのようなことができたら、と、願っていたけれど、まず、それを立ち上げること自体が難しく、続けることはさらに難しいのだ、と。
二人の氷上のパートナーからプライベートもパートナーになったいきさつをきちーんと聞いてくれて、ガールズ・トーク的でよかったです。荒川さんグッジョブ!
パンさんの言葉でさらに印象的だったのは、お互いカップルであっても、感情表現をきちんと努力して表現するようにしていて、メディアには面倒だから、「真実の愛だ」みたいに答えている、というところ、つまり、顔の角度や手の位置、体の寄せ方、表情など細部に渡って考え抜かれているからこその表現だということですよね。
あと、ペアはいつごろから始めたらいいか、とか、トレーニングは一緒なのか、とか、日本ではなかなかわからないペア事情の話しもよかったです。



全日本 雑感

町田選手引退

世界選手権に選ばれながら、引退ということで驚きでした。町田選手の辞退した枠は無良選手が出場とのこと。町田選手といえば、ジュニアの頃から切磋琢磨したライバルは無良選手。無良選手の涙にすごく二人の関係性を思い知らされました。
ただ、スケーターというのは惜しまれながら引退というのが、ファンにとって美しい思い出として残ると思うし、そういうスケーターでありたいと思うところもあったのでは?
町田選手はジュニアの頃から表現が素敵なスケーターで、彼のようなスケーターがGPシリーズで活躍してくれたらなぁ、と、願っていました。
GPシリーズで活躍してもらいたい魅力的な日本人スケーターって男女ともたくさんいるけれど、なかなか、複数年エントリーされたり、表彰台に乗るスケーターって少ないんですよね。
好きだったプログラムは「カサブランカ」今でも、あのプログラムが一番です。あと「ハッピー・フィート」やQUEENのも好きだな。
特に、2009年の全日本でいい演技をして、2010年の四大陸でいい演技をして、今でも、あの演技が好きです。
ジャンプの高さとか、きゅるきゅるきゅるっという軸とか、スピンの軸も好きです。
きっと、彼が階段を駆け上がるきっかけになったのはステファンの存在のお蔭だと思う。ステファンに認めてもらえて、自信がついたのだと思う。
五輪シーズンは破竹の勢いで、4年前の女子の鈴木選手のような存在でした。
引退して、研究者の道を歩むとのことですが、ショーの参加も希望しているとのことで、今後も町田選手の元気な姿を見ることができそうなので、嬉しいです。

宮原選手 全日本初優勝
誰が勝っても初の全日本女王だった試合。
今シーズンの宮原選手はここ数年の宮原選手とは違う目を惹きつけられるところがあり、誰に似ているのだろう?と、太田さん?真央ちゃん?村元さん?荒川さん?と、いろいろ考えていたのですが、誰に似ているというより、昔の「ムーラン・ルージュ」や「ドン・キ・ホーテ」「アメージング・グレース」を滑る中野さんを見るワクワク感を思い出すのだ、ということに気づきました。それはプログラムが楽しみなこと。点数や順位はそのあとの問題。「ミス・サイゴン」に合わせて、細部にまで神経を使って滑る宮原選手。メロディのドラマチックさに合わせてすっと動く腕、指先までの繊細な美しさ、メロディのニュアンスを意識した首のちょっとした動き、視線、そういう細かい積み重ねが競技プログラムを芸術作品に押し上げている、私はいつも、そういう作品を観たい、と、願っていて、ほとんど競技を見ていない今シーズン、彼女の作品がキラキラと輝いて見えるのです。

小塚選手 圧巻のフリー
心が震えました!
彼のステップを観ながら、あんなに滑るスケーティングはステップはこれくらいのサイズが必要だよな、と思いました。新横浜のサイズでFS滑らせるのはやっぱり可哀想。美しいイーグルが宝石のように散りばめられたプログラムはローリー・ニコルからの贈り物。ローリー、小塚君の振り付けできて、嬉しかったろうな。
SOIにも出演決定!やったね!!!

また、回転不足問題についての意見ですが、私もここのブログでたびたび書いていますが、同意見です。
回転不足で点数が下がるとPCSも合わせて下がったりして、スケーティングやエッジワークも綺麗で、ジャンプも綺麗に降りていて、プログラムの世界を見事に表している選手が低い評価を受けるのはどの競技でもどのスケーターでも理不尽だなー、と思います。