前回のオオウナギの死体、再び、観察です。死体も有効活用しないと、ふだん滅多に観察できないものが観察できるのですから、こんなにうれしいことはありません。
この間のオオウナギの死体、前回はオオウナギの歯の観察でしたが、現在は浜辺で干からびたままになっており、肉はウジなどが処理してくれて皮がカチカチになって乾いています。
そこで、皮膚を観察しますと何か白い細かいものが沢山付着しています。
これは表面の皮膚がなくなり、皮膚に埋まっていた鱗が出てきたのです、御飯粒を押しつぶし乾燥させたような形、鱗の配列も普通の魚とは違いますね
動物の死体もいろいろと普段観察できないものが観察できたりします、私の知人などは、死体に群がる甲虫などを収集したりして、動物の死体も自然観察者にとって魅力あるものです(^^)。