MIRACLE NATURE@世界自然遺産の島、奄美大島

奄美大島の自然観察とその他。写真、記事文の無断複製複写引用全て禁止です。

メジロ2題

2013-01-19 18:46:42 | 奄美大島で繁殖している鳥(留鳥、夏鳥)

奄美大島はメジロが多い、民家の庭先から山奥までどこでも見ることが出来ます、奄美大島で一番多い鳥ではないかと思う。この時期には本土から渡ってきたメジロも加わって更に数を増す。

リュウキュウメジロ

昆虫だけでなく鳥も花粉媒介に一役買う。サクラツツジに蜜を吸いに訪れる、花に嘴を突っ込むので頭部は花粉だらけ。

頭部に白い花粉が沢山付着しています

思わぬ御馳走を手に入れた!森の中で地上に降りて土を啄んでいるように見える。

近付いて確認するとイノシシの罠の寄せ餌用の米糠で、雨で練り餌状態になっていました。メジロにとって食べきらないくらいの量です。

 

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アマミノクロウサギの食痕

2013-01-14 18:49:04 | 哺乳類

森の中でユウコクランの葉が散らばり茎が倒されていた。

茎を見てみると齧られたような痕。

周りを観察するとアマミノクロウサギの糞が転がっていました。犯人はお前か、アマミノクロウサギの食痕はシダ類やススキ、樹木の根元付近の樹皮に残されているのが多いがユウコクランのは初めて見ました。

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後姿は撮らせてくれないリュウキュウヨシゴイ

2013-01-13 17:41:59 | 奄美大島で繁殖している鳥(留鳥、夏鳥)

奄美市中央市街地を流れる新川にリュウキュウヨシゴイが生息していて、たまに人前に姿を現せてくれます。小さく赤っぽいサギなので注意して見ないと分かりづらいです。

川の中央部に居ますが分かりませんね 流れに白い石3つあるあたりです

トリミングすると少しわかります

カメラを構えるといつものポーズ、葦や枯草に擬態しているというが周りにそういうものがなくてもお決まりのポーズです。本能には逆らえません、それではかえって目立ちすぎです。

後姿を撮りたくて対岸の道路に回ることにした。横向きの姿は撮れた。

後に回ったらくるっと身をひるがえして、再び同じポーズ、ゴルゴ13じゃぁあるまいし俺の後に立つな!いつまでも後姿は撮れませんでした。

今回は♀ 過去記事は♂

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地上よりニョッキリ、珍なる物・・・スッポンタケ

2013-01-12 19:01:25 | キノコ カビ(菌類)

森に入ったら僅かに匂ってきた。発生源を確かめると、やっぱりあったスッポンタケ。この悪臭からは食用になるとは想像できない。初めて食べた人に敬意を表したくなるような香りです。いわゆる蠅の好む香り、胞子を運ぶのはハエに委ねるという、食べることにチャレンジしたいが、匂いがねェ・・・チョット

スッポンタケ 若いときは丸いボール状の袋がありこれを突き破って柄が出てきます。網目状の傘にグレバが付いていてこれが臭いの元 消臭何とかが欲しいのです。図鑑での発生時期は梅雨、秋となっていますが奄美大島ではあまり当てはまりません。

回りに五本ほど出ていました。

グレバが落ちた物

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リュウキュウアサギマダラ越冬風景

2013-01-07 21:42:12 | 奄美大島の昆虫 六脚類

今の時期に見られる昆虫は何と言ってもリュウキュウアサギマダラだ、越冬風景は特に有名、毎年地元紙や全国紙を賑わす、私も毎年見に行っています(^^)。1日はよく冷えたので蔓にしっかりつかまりジッとしていました。

撮影は1月1日です。

今朝は気温が高かったので行ってみると、群れはばらけて近くの花で蜜を吸っていました。

ゴモジュで

ナタネで

ハマダイコンで

シロノセンダングサで

他に2ヶ所回ってみたのですがいませんでした。どうも越冬する場所には吸蜜する花も多いような気がします。もしかして関係あるかもしれません。

  

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