CubとSRと

ただの日記

こんなこともある独り暮らし

2018年10月03日 | 日々の暮らし
 ~7月25日の日記より~
 2時半頃から夕食の準備を始める。暑いのを理由に今日も飲む。
 「香住鶴」を一合。ハイボール2杯。
 食べ終わって後片付けをする。用足しにトイレに行く。
 水の流れが悪い。ん?もしかして・・・。マズイことになってるんじゃ・・・。
 おそるおそるもう一度水を流すと、やっぱり!溢れんばかりになった。
 これはマズイ。大いにマズイ。
 仕方がない。まだ明るいのが不幸中の幸い。原因究明に行こう。
 前に逆流して、大慌てで業者を探し、連絡をして直してもらった時のことを思えばどうってことはない。
 あの時は大雨の中だった。業者なんか知らないし、どこをどうしたらいいかもわからなかった。
 雨の中で、排水溝の蓋がいくつあるか、どこにあるかもわからなかったのだから勝てるわけがなかった。
 今度は大丈夫・・・、かどうか分からないけど、排水管の要所にある排水溝の蓋を開けてみればいい。
 どこが問題か分かった。やっぱり一番の元、一番触りたくない場所。トイレの排水付近。
 開けてみたらそうだった。溢れんばかりになって、トイレットペーパーが浮いている。
 例の半固形物も臭いもないが、十分撹拌されているらしいことは見ただけで分かる。
 何とかせねば。でもゴム手袋があるわけでなし・・・。
 ちょっと考えたが、覚悟を決めるしかない。腕は後から洗えばよい。
 肘まで突っ込んで探る。トイレからの排水口、台所からの排水口、排水管への排出口。一つ一つ手に触れるものを片っ端から掴み、引きちぎることにした。
 排水管への排出口が地下に伸びた根で半分くらい埋まっている。近くの植え込みからの根だろう。力任せに引き抜くと、ゴボッという音がして汚水が流れた。
 次にトイレからの細めの排水口へ入り込んでいた根を引き抜く。たまっていた汚水が一気に流れ出す。
 排水管(溝)の蓋ぎりぎりのところまであった汚水が一瞬で消えてしまった。
 何だかキツネに化かされたような気分。
 化かされたのではない証拠は、腕に残った酷い臭い。
 自分の、が原因なんだから他人に当たるわけにもいかない。
 「狐に化かされた」、なんて言っちゃキツネも迷惑だな。


 cubもSRも関係ないって?
 独り暮らしだもの、こんなこともある。

 
コメント
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