怠けているわけではないのだけど(ホント?)、今日は以前に書いた日記を。
先日、偶然セローのことを書いておられた方の日記を拝見し、自分の書いた日記を読み直してみました。
そうめん流しの竹みたいな愛想のないフロントフェンダーの初期型に4万5千キロほど乗り、続けて買ったセルモーターの付いた新型は僅か6千キロ。
(事故を起こしたわけじゃないんですよ。CB400SFに乗り換えたんです)
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「フィーリング」 2019年03月06日
GB250を買って、確か翌年末にはセローにも乗っていた。
GB250は以前に書いた通り、カッコいいバイクだ。
GB400TTほどではないが、エンジンの大きさと車体全体のバランスが、見た目、とても良い。キリっとしていた。
GB400の方はもっと筋肉質なシルエットで、どちらかといえば全体が太い。
こちらもエンジンと車体のバランスがとても良い。GB250以上だ。
何よりこちらはエンジンの形がいい。GB250のシリンダーヘッドが角々しているのに比べると、400の方はシリンダー部の形状とクランクケースのまとまりが、それだけでも美しい。
いずれにせよ両機共にシルエットが美しい。
けど、この、ギュッと引き締まった見た目の通り、フレームもがっちりしている上に高回転型のエンジンだから、シリンダー部は短め。で、更に単気筒。
だから(400の方はそんなことはないんだろうけど)250の方はハンドル振動が厳しく、長距離はやっぱり堪える。
それで手の指に一晩痺れが残ったことは以前に書いた。
だからというわけではないが、セローを買った。
ラフロードバイクではあっても、モトクロッサーのように尖ってないバイク。
これはこれで伸びやかで形の良いバイク。
乗った感じは「竹が撓(しな)るような」と書いたけど、当然それは長いハンドルや、サスペンションのストロークの長さ、そしてエンジンもパワーより低回転域のトルクを、そして、更に現実的な車重の軽さを、との開発計画から来ているんだろう。
とにかく乗り易い。
どこかの官房長官が言ってた「柳腰」姐さんじゃないけれど、あらゆるところがしなやかな感じだった。
排気音はもう一つと言われたし、何だか大きな水筒みたいなマフラーなんかも気になると言えば気になるけれど、とにかく全体のシルエットがこれもまた美しい。
まあ、大体、排気音なんてものは後ろに向けて発するものだし、それを置いてけ堀にして進むんだし。
一台目のセローはキック始動。これに4万5千キロくらい乗ったろうか。
信州に行くことが多かった。
今はバイクの乗り入れが禁止になった乗鞍スカイラインにも、冬季閉鎖になる前日に行ったこともある。
野沢菜で有名な野沢温泉や奥志賀林道にも、セローで行った。富士山にも行った。
まさかと思うような故障もあった。
次回からセロー二台のことを書いてみるか。
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ホントにセローのことを転載しようかな・・・・