12月21日(水)
目が覚めたら5時45分だった。
「えらいことだ。でも6時までに散歩に出ればセーフ!」
と、何が「セーフ!」だか分からないけど、思った。
で、血圧測定は言うまでもなく、ストレッチも大幅に省略して、玄関で屈伸運動を数回やっただけで6時2分前くらいに飛び出る。
6時というと、この時期でも空は明るくなり始める・・・一歩手前。まだなっていなかった。
が、すぐ山の稜線がはっきりとして暗灰色の雲の下縁がどぎついピンク色に染まる。何とも下品だ。
と思っている数分の後、全く気付かぬうちに薄い水色と晴れやかなピンクになる。あんなに下品だったのに、あの下品さが嘘のように信じられない上品な色合いに変わる。
人の感じ方なんて自然の色合いの中では本当に小さい。「精緻な感覚を持っているのだ」と強弁する方が良いかな?
いや、一旦そんな感覚(感境?)をぶち壊したら、もっといろんな何かが見えてくるかも。
6時半過ぎ、帰宅。
まだ明るくなりきっているわけではないが、隣家には既に明かりがついているので、素振りは今日もパス。そうだ、今日は站椿もパスしてたんだった。
昼過ぎてカブで出る。
郵便局で生活費を引き出す。その足で新しいスーパーマーケットに行き、魚を買おうと値段を見る。100グラム200円。やっぱり昔からの店の方が安い。あちらは確か170円。
蜂蜜を買いに隣市まで行こうと思っていたのだが、こちらの店の方がはるかに大きいのだからきっと色々置いてあるだろう。
予想通り。値段も種類も色々だ。けど用心しなければ。いい加減に選んでしまうと支払い時にびっくりすることになるのが蜂蜜だ。老眼はこういう時に困る。
いつも老眼鏡を持って歩いては、いる。だが折り畳み式で嵩張らない分、持ち歩きには便利だが、掛ける時にひと手間かかる。
それに折り畳み式というやつは片手でひょいと掛けられない。片手でやるとどうしても歪んで掛かる。傍目に見ても妙だろうが掛けている本人はもっと大変だ。何しろ世界がねじれて見えて、当然文字を読むどころの騒ぎではなくなる。
・・・なんてことは、この際どうでもいい。
アルゼンチンの蜂蜜を買う。
晩、悩んだけれども搨菜(タアサイ)が傷み始めているし、と思ってご飯を炊くことにする。カレイの煮たのと搨菜の豚肉炒めで夕食。
で、気が付いたら10時前。日記をここまで書いたら10時半。
雨が降り始めて一、二時間経つみたいだが、残念ながら(?)午前2時には上がるとの予報。散歩に行けないわけがない。
ということで、今朝みたいな不細工なことをせずに済むよう、11時までには寝よう。
(昨晩も11時に横になったと思うのだが・・・・)