CubとSRと

ただの日記

爺さん「同志」

2023年01月22日 | 日々の暮らし
 1月11日(水)

 最近、擦れ違う車やバイクからの視線を感じることが多くなった。
 自意識過剰?

 「視線を感じる」だなんて、昔なら恥ずかしくてそんなことはとても口にできなかったのだが、爺さんになると「きゃーステキ♡」は当然のこととして「おっ!かっこいいじゃないか」なんてことは1000%言われるはずもないから、客観的事実だけを冷静に書くことができる(?)。

 「きゃーステキ♡」、じゃなくって「胡散臭いから」或いは「人が犬に」でなく「犬が人にかまれた」ように「珍しいものを見たから」といった感じで、の話。

 さて。 
 車に乗っている時もそうだが、バイクに乗っている時は明らかに「見られている」と感じる時間が長くなった。
 何故だろうと考えるまでもない。とても無精ひげとは思えないくらい伸ばされた、かと言ってきれいに手入れをされている風でもないこの髭を見て、彼らは色んなことを感じ、推量しているからなのだろう。

 そういえば今日、近くの交差点を家の方に右折したら、ちょうどビートかカプチーノが信号待ちで停まっていて「あれ?先日の爺さんかな?」と思った。
 (しかしあの時は、確か黄色の車じゃなかったかな?これ、赤だけど。)
 (記憶違いか?いやいや。いくらボケ始めてるったって、黄色と赤を間違えて覚えるってことはないだろう)

 帰って日記を見直してみる。確かにあの時の車は黄色だったと書いている。
 今日のは間違いなく「赤」だから、別の老人だ。
 そう。どっちも老人が一人で乗っていた。

 そして今日の爺さんは明らかにこっちを見て微笑んでいた。
 年甲斐もない乗り物好きの「同志」と見たのかも。
 それとも「バイク兵みたいな恰好をした髭爺が『カブ』に乗ってるwww」、と笑っていただけ?

 いや、そんなことはない(と、思いたい)。
 
 
 
コメント
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