12月31日(土)
初めから「31日はバタバタする日ではないから、心静かに(?)新年を迎えよう」と引き籠っているつもりだったのだが、そうはいかなくなったのは前日書いた通り。滅多にない当たりくじみたいな大晦日のゴミ当番。
当番のある日は午前中は潰れるものとして何もできないものだが、まあ今年の大晦日、ゴミ当番だけで終わるのも悪くないかなと思い始めたのは木曜日の当番前、くらいだった。引き籠りの予定に影響するほどのことでもない。
そう思っていたのだが、いざ土曜日になって気が付いた。台所に置いている資源ごみの袋が一杯になっている。一夜明けたら正月一日。
いつもの通りに夜を迎え、いつものように夜が明けるだけのこと。・・・・ではあるけれど、台所には年を跨いでゴミが鎮座することになる。これはどんなもんだろう。
大晦日。
朝になって廊下に掃除機をかけた。ついでに数年(いや、十数年?)拭いてなかった二階の出しっ放しの炬燵の天板を拭く。
次に30日から(遅い!)思っていた、一階居間の炬燵の天板の拭き掃除。
実は更に「洗車、どうしようか」と30日に思っていた。
確か昨年は、年末に行ったら行列ができていて随分待たされた。
同じ展開だとすると、資源ごみを捨てに行く前にゴミ当番があって、その後に行列を作って洗車、なんてことになると、たった三つで一日が終わってしまうじゃあないか。それも回収車待ち、順番待ち、と待ち時間ばかりが長くて、実質の稼働時間(?)はほんの僅か。
どこかで聞いた決め科白みたいだけど「無駄無駄無駄無駄ァ~ッ!」
31日。
とにかくそういうわけで、炬燵の天板二枚を拭き、廊下に掃除機を掛けて取り敢えずの用は済んだ。
次は資源ごみだ。こちらはゴミ当番の前に行くことができるかもしれない。
気が付いた。どうせカブで出掛けるんだから、行き掛けにガソリンスタンドによって、給油がてらタイヤの空気圧調整もする。その際に、洗車の込み具合もチェック。その上で洗車をするか否かを考える。状況次第でSRの空気圧調整もする。
洗車して車にしめ飾りを付ける、なんて世紀末なことをする気は毛頭ないから最悪の場合、(朝から酒飲んでるから、正月三が日はハンドルを握ることはない。)だから洗車は4日以降でも全く問題ない。
安心してゆっくりテレビを見ていた。気が付いたら昼を過ぎていた。
もうだいぶ暖かくなってきたから資源ごみを捨てに、と着替えている途中に「あ、ゴミ当番、忘れてた」となる。
そこからはもう「急がなきゃ、下手すると近所の人が親切心から片付けてしまっているかも」と慌てて偵察に行くしかない。
収集所へ半分ほどの距離を残して、道の端から見るとまだネットが掛かっているように見える。
「まさか、ね」と思いながら行ってみたら、確かにネットは掛かったままだ。1時半にもなっているのだが、大量のゴミ袋は集積所のブロックの囲みより高く積み上げられたままだ。よくもまあ、鴉の襲撃がなかったものだ。
ガソリンスタンドは想像通り、大行列ができていた。この時点で洗車は諦めた。
前かごに資源ごみを満載にしたまま、車列の間を横切ってカブの空気調整にかかる。前輪が1,6キロになっていた。来ておいて良かった。
ゴミを捨てに行き、帰ってSRに乗り換え、再度ガソリンスタンドへ。
結局2時頃になってゴミ当番の仕事に取り掛かれた。
今週、月・木・土、いずれも全く掃除をする必要がなかった。ネットを巻き直すだけの掃除当番、って最高だ。
バタバタしたけど良い年の締め括りになったんじゃないかな、と思う。