1月2日(月)
3時半起床。
站椿15分余り。5時15分、千円札一枚持って散歩に出る。「状況次第で初詣」を目論む。
もし、途中で参拝帰りの人(服装で大体わかる)と擦れ違うようなことがあれば、それは参拝者がまだそこら辺にいる可能性が高いということだろうから、参拝は後日に。
人影も擦れ違う人も(ジョギングの人は別)なかったので、神社に向かう。
相変わらず手水舎の水は止められている。しょうがない。
人影はなくとも正月二日の朝、灯りだけは煌々と灯っている参道を賽銭箱の前まで進む。千円札らしいのが4つに折られて入っているのが見えた。倣って、持ってきた千円札を入れて参拝。
8時頃、国旗を掲げる。朝食は9時。餅3個。
今年は10個入りの袋を買った。正月二日の今日、予定通り7つ目まで食べ終えた。
夕方、国旗を降ろす前に用足しに行く。
排水時、何度も聞いたことのある何だか嫌な音がした。詰まる寸前の音。
まさか、正月二日目に排水管の清掃??
おそるおそる二度ほど流し直したが、やはり怪しい音。二度ともサッと流れる様でいて最後に流れ切らない、ゴボッというような音がする。こいつが何とも不快だ。
見るしかない。
トイレの前の排水口。蓋を取ると溢れんばかり。
しかし、何度つついても髭根の詰まっている風ではない。ここではないかも。
続いて風呂の前の排水口を見る。こちらも溢れんばかり。
水がそれほど濁ってないからつつくのは止めて、次の植栽の根が多いと思われるところを見る。
ここも溢れそうになっている。
けど、ここも詰まっている風ではない。
玄関横。
ここも溢れそうだが、ここは水が濁って内情がよく分からない。以前に詰まって業者に色々教えてもらった一番の問題個所。けどまだ断定はできない。
最後に門扉の下、一番深いところ(地面下1メートル以上)を通る箇所の蓋を開ける。覗く。蜘蛛の巣と僅かに流れる水が見えるだけ。
ということは、やっぱり今回は、あの最凶の場所、玄関脇だ。
以前に買ったあの柄の長い突きスコップ(?)で何度か排水口辺りを突いたら、渦とまではいかないが水の流れる様な気配があった。
それに力を得て今度は流入口らしい場所を四度五度と突いていると、詰まっていたらしいトイレットペーパーの塊や根の塊が浮き上がって、次の瞬間汚水の中に消え、はっきりと流れ始めた気配がした。数秒後、排水溝の底が見えた。
さほど手間はかからなかったと言える。
が、汚泥というより自らが原因の糞尿の強烈な臭いは、やはり服に付いた。いや、服だけではなく、きっと身体にも霧状になって付着したのだろう。家に入って30分くらい経っても、何かの拍子に臭ってくる。自分のせいとは言え、とても我慢できない。いや、これは我慢すべきことじゃない。
結局、いつもの通り着ていたものを全て洗濯し、自身も風呂に入ってきれいにする。当然、寂しくなった頭髪もしっかり洗う。
しかし、厚手のセーターを正月二日から洗濯することになるとは思いもしなかった。
まあ、正真正銘の「潔斎」をして、新たな年を迎えたんだと思う方が良いかもしれない。