5月4日(木)
昨晩寝たのは11時前。
酔いは残ってないと思っていたのだが、寝る前には例の(寝不足の時のように)少し平衡感覚が怪しくなったような感じがあった。こんな時に意地を張って夜更かししてはいけない。それに当然早く寝なければ早朝散歩にも皺寄せがいく。
ちゃんと寝とかなきゃ平衡感覚は戻らない。更に寝不足で散歩に出ようとすればストレッチがいい加減になるから身体が硬いままで出ることになる。硬い身体で運動をするとケガをする可能性も高くなる。
3時少し前に目が覚め、用足しに起きる。改めてすぐ横になったのだが4時間ほど寝た割には平衡感覚がマシになった感じがない。
「おかしいぞ?これは散歩に影響するかも」と思いながら眠ろうとする。
あ、すぐじゃなかった。飲酒後の水分補給として湯を沸かし、蜆の味噌汁(勿論インスタント)を二杯飲んだんだった。宿酔いになるほどの量は飲んでないけど「転ばぬ先の杖」。
そして5時前、目が覚め血圧を測り、ストレッチをしようと動き始めたのだが、まだ眠気が残っているのは当然としても、あの
「目の動きに情報処理が付いてゆけない。『景色が流れる』」
、の小規模版が起きているのに気が付いた。
「今、鏡を見たら眼球の異常な動きが見えるかも」、と下らないことを考える。自らの意思に従わず動く眼球の様子を、同じ眼球で見られるわけなどないのに。
それに気づくのに数秒かかっているのだから、寝ぼけて居るのか病気なのか、単にボケているのか、能く分からない。
いずれにしてもこれは不味い。バランスを崩して転倒する恐れがある。
気を引き締めて歩けば、おそらく問題は起こらないだろうが、2足歩行だ、一瞬のことで転倒する。勿論このままバイクに乗ろうものなら大事になる可能性無限大。
これまでの経験から「ひたすら安静にしていること。食べ物は林檎一個」が最適解。
だが、「買っとかなきゃ」と思っていた林檎、最後の一個を昨日食べてしまった。困った。
が、それなら「一日、寝る」。
幸いなことにここ数年で数回経験してきた中では、症状は一番軽い。
買い物に出ることはやめるにしても、今日は4日、みどりの日。国旗だけは揚げよう、と肉うどんを一杯食べて、国旗を片手に外に出る。
昨日に続き、風は少し。良い天気だ。
旗竿を門塀に括りつけた頃から風が少し強くなる。
少し風音が聞こえるようになった中、コーヒーを淹れ、飲みながら台所で日記を書く。こんな「みどりの日」も良いだろう。
症状が軽いからおさまり返ってこんなこと言ってられるんだろうけど。