5月8日(月)
散歩の後に朝食。今日は洗車に行こうと思っていた。
乗っている時は開けているので何とも思わないのだが、閉めて買い物に行って停めたところに戻ってくると、屋根だけが黒いものだから付着した黄砂で妙に煤けたように見える。
田舎は日本海の海岸寄りで庭に青空駐車だったから、この時期になるとほぼ毎日洗車をしていた。せざるを得なかった。それくらい黄砂は酷かった。
瀬戸内はそんなことはない。それにシャッター閉めたら真っ暗になるガレージ。青空駐車じゃない。
けど、そんなところだって出入りをすれば埃も舞う。鳥の空爆にも遭うし、泥水だって撥ねる。でも、まあ限定的な被害だ。
だが、黄砂はただ降りかかっているだけなのにしっかり付着して、風ぐらいでは飛ばされない。
連休前は「汚れた車で出掛けるのはいやだから」、と洗車に来る。
連休中は「時間があるから洗車にでも行こうか」と。
連休明けは「散々走り回って汚れたから」、と洗車に殺到する。
・・・と思っていたのだが、どうもそうではないようで、少なくとも連休明けはあまり洗車に来ないみたいだ。順番待ちの必要はなかった。
それでも洗車後、拭き終わるまでに3台来たから、「連休で汚れたから」というきれい好きは少なくとも3人は、いるらしい。
今日の予定。
一番初めがカブでの資源ごみ出し。
続けて農協に行ってお金を引き出す。
田舎の家の税金をこれで支払うため、コンビニへ。
ということにしていたが、資源ごみを回収箱に入れている途中、急に気が変わった。
何も反対方向の農協まで行かなくても良いじゃないか。ここは鈴蘭台、どこかに農協の建物があるだろう。カブで来てるんだし、散歩ついでの散策。なければ最初に決めていた農協に行けばいい。
そう思って走り出してすぐ、鈴蘭台で農協のATMを使ったことを思い出した。2,3秒で農協の建物が視界に入った。お金を引き出し、帰り際、近くのコンビニで払い込み。給油の必要もないので、すぐ帰宅の途に。
バイク店の前を通ったら店主が部品が入ったと合図をしてくれたので、SRに乗り換えて出直す。
SRのステップラバー、2度目の交換。ということは8年くらいで交換しているということか。左右で3400円。思ったより高くついたが、エンジン始動から走行全般にわたっての必需品。
それよりもフロントタイヤにひびが出てきているので交換しなければ、というのが次の出費。こちらは2ヶ月後。
帰ってSRをガレージに入れようとしたら停めていたところに何か落ちている。500円玉くらいの大きさの黒いゴム。何だ?と思ったがSRの部品と考えて間違いないだろう。
「ん?もしかして」と一旦かけたセンタースタンドを外してみた。
当然スタンドは跳ね上がり、SRの下部に当たる。金属同士がぶつかり合う音。
間違いない。車体下部に着けられていた緩衝用のゴムだ。これまでセンタースタンドを跳ね上げた時に金属同士がぶつかる音なんてしなかった。
ただ、場所がよく分からない。地面に寝転がってみなければ分からない。
バイク店にとんぼ返り。予想通りの緩衝材で、劣化して千切れたらしい。
25年間。色々なところが劣化する。