CubとSRと

ただの日記

ダンスのステップ (稽古の足の踏みよう)

2023年08月20日 | 日々の暮らし
 7月22日(土)

 5時に起きる。いや、4時半か。
 この頃、身体の調子が特に良い、というほどではないものの、起床時、ストレッチを短時間で適当にやっつけて散歩に出ても、全く問題がない。

 脚上げや、何を血迷ったか、あの「チャールストン」のステップを覚えようと悪戦苦闘しているのが効いているのかもしれない。(と言っても、毎朝数回、時間にして数十秒、やってみる程度のことなのだが。)
 普段の歩行から「爪先から動く」という歩き方がすっかり失われていたような気がする。

 四十年以上前のこと。
 素足で剣術の稽古をした後、足を洗って足裏に擦り込んだ体(てい)の土汚れを落とす。地面を踏みしめて稽古をする(それは当たり前のことなんだけど)ものだから、いくら洗っても足紋(指紋?)に付いた汚れは落ちない。
 それでも三、四日経てばいつの間にか落ちているのだが、それまでにまた稽古をするものだから、気が付いたらいつも足の裏が汚れたままになっている。

 師範代が「下手なうちは足を洗ってもなかなか汚れが落ちないが、慣れてくるとすぐ落ちるようになる」と言われる。
 「慣れてくる」というのは「上手になる」ということだから、「すぐ落ちる」ようになるまでに十年以上かかる、ということでもある。

 「地面を踏みしめる」のではなく、「踵で回転する」のが正しい足の使い方なのだが、踵で「回転」したって土を擦り込んでいるのに変わりはない。
 なのに、師範代は稽古の後さらっと足を洗うだけで足裏はきれいになっている。

 結局は「踵で回るのではなく、浮足を使って腰で回る」ということが分かってからは汚れ方が随分マシになった。
 チャールストンのステップも、踵ではなく爪先、爪先でもなく腰、ということなのかもしれない。
 ただ、外に向けて回転する剣術のそれと違って、こちらは内転みたいだから、運動の苦手な当方としてはなかなか現実にはできると思えないのだが。

 まあ、こうやって色々なことを考える、ってのがボケ防止とまではいかずとも進行を遅らせることにはなるんじゃないか、なんてことを考える。 
コメント
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