7月29日(月)?
数週間前、いやもう一ヶ月になるか。鎌を研いでもらおうと隣市の道の駅に行った日だから、とにかく土曜日。
帰るときにSRのエンジンを掛けようとして5,6回踏んでも掛からなかった。
普段なら一回。悪くて2回で掛かる。
これまで25年余り、先代のSRを含めたらほぼ30年。こんなにエンジンの掛からなかったのは、たった一度しかなかったように記憶する。それも先代の終わりの時だけ。
あの時は結局廃車にするしかなかった。新車で買って5年も乗ってなかったと思うがエンジンが駄目になった。
雨天時も通勤で使っていたら、いつの間にか発電機への浸水があって、中のコイルがすっかり錆びてしまっていた。
買い替えて今日まで、この時ほどではないにせよ結構「あれ?こんなに掛からないなんて、どういうわけ?」と思わされることは何度かあった。それでも5回も繰り返すことはなかった。
数回でふと気が付き、リザーブに切り替えたことは確か2度。
先日ふと「プラグ、替えてみようか」と思った。
そして、今朝出る前にプラグを替えた。
やや灼け気味で、被った様子はない。ただ、点火プラグのギャップがほんの少し開き気味に見える。
早速エンジンを掛けてみた。キックアームを踏み切って一瞬遅れてアクセルを開き気味にする、とエンジンが掛かる。
プラグを交換したら、アクセルを開き気味にするところからエンジンが掛かるまでの時間がほんの少し早くなったように感じた。
当然、スロットルを回すと反応も少し早くなった(ような気がする)。
それでもよそ見をしながら、或いは他のことを考えながらエンジンを掛けようとすれば掛からない。
(飽く迄も自分の場合だが)注意力散漫ではエンジンすら掛けられない。
これが他のバイクにSRが抜きん出て優れているところ・・・・?
「バイクには精神を集中して乗る」という意識があれば、事故率は間違いなく下がる。
キャンプで「火熾しから始める」のを自慢するようなもの、か。