買い物用のポリ袋がなくなるな、と思い始めてから数か月。いや、半年余り、か。
ジュンテンドーまで買いに行こうと思っていたのだが、いよいよあと数枚を残すのみとなって「これは本気で用意をしなければ」と色々思い出してみる。
スーパーマーケットで買い物のたびに入手していたから、特段そんなものを用意しなければ、なんてことはなかった。
ところがポリ袋有料となって製造会社はスーパーマーケット等からの注文が激減し大慌て。買い物客の方は2,3円の支出を勿体ないと思い、出来合いのポリ袋の束を購入して、「意外にこっちの方がいいかも」と思い始める。
「環境保護・保全のためにポリ袋は使わないように」という算段だったが、焼却するのはいいけれど、そのまま海に流してしまったりするのが問題なわけで。
こっちの方は相変わらず海の向こうから対馬海流に乗って日本海沿岸に大量に流れつく。我々の努力だけでは何ともし難い。
脱線した。
「ジュンテンドーで買わなければ」というのは、台所のゴミ箱用の少し大きめで比較的丈夫な奴。こちらはあと二袋ほどあるので当面心配はない。
あれ?問題の買い物袋、こいつは確か隣の三木市で買ったんじゃなかったかな。
大体買い物用のポリ袋なんて、大きさを厳密に決めているものじゃないし。
じゃあ、似たようなものがあれば、どこで買ったっていいわけだ。
遂に空になった袋を持って、SRでホームセンターへ向かったのは1時過ぎ。
とにかく暑い。無暗に暑い。(「明けるかも」と消極的に言っていた梅雨がやっと明けたらしい。こんな控えめな梅雨明けの時は、湿度だけはやたらに高い。「夏!」の爽快感はまだやって来ない)
こういう時、流石にわざわざ遠方まで出掛ける気にはならない。
持って行った空き袋に書いてあったのと同じサイズのものを探し、購入。
ついでに給油、と思ったその前に衝原湖へ。
ダム湖のほとりの駐車場だから、って別段涼しいわけではない。
ただ、「ダム湖のほとりの駐車場」という語感の涼しさがあるだけで、ついふらふらと誘われて行ってしまう。
ほとんど還付金詐欺の世界だが、性懲りもなく引っ掛かってしまう。勿論、駐車料金を取られるわけではないのだけれど。
衝原湖の駐車場。暑さの真っただ中。バイクはゼロ。
車も休憩のためにやってきたらしい窓全開かエンジン掛けっぱなしのトラックや商用バンが数台。
流石にいつものバイク・車の数寄者共も
「こんな暑さの中を出歩くのは非常識!」
という常識は持ち合わせているらしい。
・・・と思っていたら、やはりポツリぽつりと・・
何だかちょっと安心する。