当たり前に起きていれば、今朝は珈琲店に行こうと思っていた。
それを8時まで寝ていたわけだから、当然その計画は中止。
買い物は、昨日全て終えているので、今日出る用はなし。
でも、今日は家に居たら熱中症になる(いつも言っている気がするが、気のせいだろう)。
かと言ってコペンで出るのは二日連続になるし、何より今日は風が強過ぎる。
というわけで、SRで炭酸水を買いに行くことにした。
出る30分前になって気が変わった。
カブで行くことにする。
目的地は隣市のドラッグストア。
数台前をヤマト運輸のトラックが制限速度厳守で走っている。
それは気にならない。いや、素晴らしい。遅くたってペースメーカー、妙な煽りをされる心配はない。数台挟んで、我がカブが付いていく。
数十秒後、カブの後ろに黒いミニバンが!
煽られるかなと思ったが、このミニバン、意外に優等生でちゃんとしっかり車間距離を取ってついてくる。これまた素晴らしい!カブを一人前に扱うミニバンなんか滅多にいない。
だが、世の中思い通りにはならない。優等生のミニバンでも後ろに何台も接近してくると、仕方なし車間距離を詰めて来る。後ろの車等も煽るつもりはなくとも後方を気にするうちに自然とそうなっていく。
いつもスマホを見てたり、同乗者とのおしゃべりに夢中になって前方注意がおろそかになっている、とは限らない。
まあ、何と言ってもこちらはカブだ、後ろの車連の余裕がなくなる前に衝原の駐車場に避難しよう。
そう思って少しずつ車間距離が縮まってくる中、駐車場に逃げ込んだ。
逃げ込むカブの数台先、先頭だったヤマト便はほぼ同時に左側に入り口のあるゴルフ場へ車影が消えていった。
「あ、あ~っ。何てことだ」
・・・・とは思ったけれど、当然後続の数台は加速する。避難していなければこのカブも一緒に加速せざるを得ない。
この先は下り坂だから、カブだって80キロくらい(勿論、メーター読みだけど)は出せるが、やっぱり無理はしたくない。
「避難して正解」、と思うことにする。
まあ、善悪・禍福、色々に絡み合ってるもんだ。