CubとSRと

ただの日記

一週間

2024年08月27日 | 重箱の隅
 8月15日(木)

 南海トラフに関係する大地震のおそれがあるので一週間厳戒態勢で、新幹線も特急、急行も運休。飛行機の発着も自粛(?)。ただし海外に出るのは問題ないからと、こちらは大盛況。

 ちょうど盆休みと重なって、「(国内)旅行も気をつけなきゃ」と何んと盆前から今日送り盆の夕方まですべて自粛態勢。
 当然、盆の帰省や夏休み中の家族旅行もすべてストップ。
 そんなに一週間以内に再び大地震が来るとは思えないが、良識ある日本人は皆「公共機関が悪意の煽動などする筈がない」と不安・不審を抑え込もうと努力する。
 実際何も起こらなかったわけだけど、だからと言って「公共機関、国はオオカミ少年だ!」と言って騒ぎ立てることはしない。「何もなくてよかった。用心するに越したことはない」で、だんだん静かになって来て「まだ、用心は続けた方が良い」というメディアの情報を聞き流しながら、今度は台風情報に気持ちが。

 「つくづくおめでたい人たちだ。情弱だ」という言葉も結構耳にする。それでも日本人は騒ぎ立てない。
 やっぱり百田尚樹氏の小説「カエルの楽園」の住人そのものになっている?

 
 結局、タイムリミット、「約束の」今日夕方5時まで特にどうと言ったこともなかったので、対策本部は解散した。
 盆休みの一週間、ほぼ外出禁止に近いことをやったのは、コロナ禍を除けば初めてだ。
 政府や各公共機関の対応を厳しく非難すべきだろうか。
 それとも何事もなかったかのように相変わらずの日常を展開すべきだろうか。

 「厳しい非難」の先にあるのは正しい解答(正しい方策)ではなく、国民同士の分断とか不信等になるのは目に見えている。あの耳に胼胝ができるほど聞かされた「疑惑はますます深まった」という文言。解決の糸口すらつかめないその主張は「役職を辞めろ」「議員辞職しろ!」という展開にしかならず、「辞職したら我々が『正しい政府』「『正しい社会』を作って見せる!」で完結する。
 そうして国民の半数以上の期待を背にして民主党政権が始まる。
 結果、どうなったかを国民はどれだけ覚えているのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする