CubとSRと

ただの日記

無罪放免・・・

2021年06月21日 | 日々の暮らし
 6月16日(水)

 バイク用の服に着替えて、改めてエンジンを掛ける。
 先日来の不調が嘘のようにあっさりと、変な表現だけど「軽く掛かり、元気よく回る」。
 数年ぶりに鈴蘭台のダイエーに行き、酒の肴を買う。
 これで満足。取り敢えず今晩は祝杯を挙げる。


 翌火曜日は歯の治療。半月前に見つかった犬歯の根元の虫歯を削り、埋めてもらう。手鏡を渡されて見ても、全く分からなくなっている。
 来週も予定に入っていたのだが、これでひとまずは安心ということになり、来週の分は取り消し、となった。
 次回、経過観察は三ヶ月後の9月半ば。

 そういうわけで、来週は全く用のない週になった。仕事を辞めてから十数年になるけど、やっぱり週単位で物事を把握する習慣はなくなりそうにない。
 二回目のワクチン接種は再来週初めだけど、ほぼ月末だから大雑把に言うと七月には晴れて「無罪放免」の身、となる。あ~、長かったなぁ。

 体調を崩したのだろう、親知らずの辺りが痛み出して、今度はホントに大手術の末、親知らずを抜歯することになるのかも、と思っていた。
 抜歯と言えば簡単そうだけど、他の歯の根元に横たわって生えており、そいつの頭の部分が隣の歯の根を圧迫している。抜くと言っても大根や人参を抜く様なわけにはいかない。
 歯茎を切開して親知らずそのものを砕きながら除去する。当然切開部は大きいから歯茎が癒着するにもそれなりの時間がかかる。当然、何日か入院しなければならない。
 だから、普通は抜かないで痛みがなくなればそのままにしておく。大体が痛みの原因というのは、親知らずの周辺に何らかの理由で炎症が起こるからで、炎症が治まれば放って置いても何の問題もないんだそうだ。
 
 今回はその炎症を直すだけでも良かったのだが、この際、放って置いたところも全部やりますか、ということで歯石を取りながら虫歯のチェック。
 そしたら次から次と進行した虫歯ややり直さねばならないところが見つかってしまった。
 そしてこれまでに何回か書いた通り、10月までには終わるか、11月末か年末までかかるか、年をまたぐか、いや、二月も、となり、遂に6月になってしまった。

 ほぼ一年かかってしまったが、それでも、結果、十数年間の清算をすることができたわけだ。
 腰の痛みももう全く問題なしと言っていいくらいだから、用心をしつつ泊りがけの旅行、くらいはできそうだ。

 ま、北海道は今年は無理だろうけど、再来年辺り、七十の祝いを自分でする、ということで、行けるかも。

 
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合った!

2021年06月20日 | バイク 車 ツーリング
 6月14日(月)続き

 SRのプラグキャップに、外した古い方のプラグを当ててみる。
 当然ながらきちんと嵌る。さっきまで使っていたわけだから当たり前だ。

 じゃ、新しいプラグの方に問題があるわけだ、やっぱり。買い間違えた?
 いやいや、そんなはずはない。だって形式番号は全く同じなんだから。
 二、三度見直したけど同じだ。凝視したからって番号が変わるわけはない。
 プラグの形状がそんなに頻繁に変わるとも思えない。
 こんな時のために老眼鏡を掛けて降りてきたんだけど、それでも虫眼鏡で見るほど精しく見えるわけではない。とにかく凝視するしかない。

 ということで、さらに凝視を続けると、何か絶縁部の先に別の形態のもの、たとえて言えばナットの親玉というか、筒状の、ちょうど竹輪みたいな形のものが被せてあるんじゃないか、という気がしてきた。
 
 そう思い始めると、今度はそうとしか思えないようになってくる。
 これはきっと別のものがねじ込んであるに違いない。試しにねじってみようじゃないか。

 ペンチで挟み、ねじってみた。あっさりと回った。続けて指先で回してみると、すぐに外れた。内側にネジ溝が切ってある、特殊な形状のナットになっていた。外した下からは見慣れたプラグの形が出てきた。
 しっかりとした作りだったから、取り敢えず保護のために被せておいたナット(?)ではないことは分かる。ヘッドキャップの形状によって必要な場合があるのだろう。いや、これが最近の「常態」なのかもしれない。電気の流れを考えたら、電極の一方を筒形にすれば面積は格段に大きくなる。
 おそらくは本来はなかったものを、効率を考えてつけて置くようになったんだろう。この部品一つで応用範囲が広がる。
 何だか似たようなものが・・・。あ、鉄砲の「火蓋」だ。あれを工夫し、取り付けたことで雨中の合戦にも火縄銃が使われるようになった。
 確か、鉄砲を発明したヨーロッパより雨中の合戦では百年も早かったんじゃないか。知らんけど。
 とにかくSRには無用の長物らしい。
 早速、また新しい方のプラグに交換する。当然、今度はすんなり嵌る。 
 
 勿論すぐに試してみる。そのために初めからしっかりした靴を履いて出ていた。
 
 ガレージの外に出して、キック。
 呆気なく掛かる。いつもの3分の2くらいの踏み応えだったような気がするが、ちゃんと火花が飛んでエンジンが掛かるわけだから気のせいだろう。
 ただ簡単に掛かったから、「踏み込んだ」でなく「踏み込ん」辺りで掛かったのを「軽かった」と勘違いしているのかも。
 「掛かったんならそれでいいだろ?何をごちゃごちゃ言ってんだ」
 、と言われても、うれしいものはうれしいんだから、しょうがない、と居直ることにする。

 10秒ほどで切り、もう一度。変わらず、あっさり掛かる。
 もう一度。 計三回。
 全て一発で掛かる。
 やっぱりスパークプラグは大事だ。これからはせめて五千キロで交換しよう。プラグ一本の値段なんて給油一回分の半分以下なんだから。

 すぐに試運転をしたいところだが、一旦家に戻り、着替えなければならない。何より、すぐ試運転なんてしたら、この日記が書けない。後で改めて書くなんて、旅行から帰ってその日のうちにレポートをまとめなさい、って言われるようなもんだ。
 美味しいおやつは後に取っておくに限る。まずは宿題を済ませる。

 やっとここまで書いた。
 さあ、試運転に行ってみよう!

 
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リンゴ日報

2021年06月19日 | 心の持ち様
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)6月18日(金曜日)
通巻第6953号   
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 香港は二度殺された。リンゴ日報は倒産の危機
  中国共産党を批判する言論は絶対に許さない
****************************

 日本に当てはめると分かりやすい。
 左翼全体主義が権力を握れば、例えば「産経新聞」が外国勢力と与んで「間違った報道を配信し」、社会の安全を乱したとして、経営ならびに編集幹部を根こそぎ逮捕し、資産を凍結する。事実上の倒産に追い込むのだ。

 同時に中国共産党を批判する出版社、雑誌、テレビ・ラジオのミニ局、ネットメディアにも捜査が及び、「国家安全維持法」などという出鱈目な法律で裁判にかけられ、日本から言論の自由が完全に消えてしまう悪夢。さしずめ小誌も廃刊に追い込まれる。
 このようにオーウェルが預言した、権力が言うがままの奴隷となるロボット人間社会=「1984年」状態が、いまの香港で実際に展開されている惨事である。

 2021年6月17日午前七時、香港警察は500人の警官を動員し、香港唯一の自由なメディア「リンゴ日報」本社を手入れし、経営ならびに編集幹部五名を逮捕した。
 張剣虹CEO、羅偉光・編集長、幹部の周達権、陳姉便、張志偉ら経営幹部らは「香港国家安全維持法」の第二十九条に違反し、外国ならびに外国機関と結託し、香港社会の安定を損ねた」などとする逮捕理由を挙げた。
 香港警察国家安全担当の李桂華が記者会見で容疑を説明し、同社の資料ならびにコンピュータ38台を押収した。五人は別々の警察署に連行された。(註 陳姉便の「姉」はさんずい)。

 リンゴ日報の持ち株会社「壱媒体」は香港株式市場で、取引が成立せず、またリンゴ日報と関連会社の資産(およそ1億6000万円)が差し押さえられた。
 印刷所の資産も差し押さえられたため、リンゴ日報が発行を継続できるかどうか、絶体絶命の危機に立たされることになった。
 リンゴ日報は香港返還直前の1995年に創刊され、斬新なカラー印刷と共産主義批判の誌面がたちまち人気を博し、売り上げトップ、一時は週刊誌『壱』に加えて、台湾でも新聞と週刊誌を発行するほどだった。『壱』の紙媒体の発行は2028年に休刊となった。

 創設者のジミーライ(黎智英)は2014年の雨傘革命でも逮捕されているが、昨秋以来、拘留されたまま起訴されており、長期の禁錮刑と資産没収が行われた。ジミーの二人の息子も取り調べを受けた。
 これらは2020年7月1日から施行された自由民主弾圧強化法である「香港国安維持法」を全ての法源としており、ジョシア・ウォン、アグネス・チョウ(周庭)らの逮捕、拘留も、同様である。

 ▼香港にあった、あの闊達な自由は中国共産党によって殺された

 簡単に経過を振り返ると2020年12月に、香港警察は、まずジミー・ライを「詐欺罪」で別件逮捕した。契約と異なった使用をしているのが「詐欺」にあたるというイチャモンだった。
 同時に国安法違反容疑だとしてリンゴ日報本社を捜索し、「外国勢力との接触」の証拠を見つけ出すためにジミーの保有するヨットまで捜査をすすめた。

 香港行政長官は歴代、中国共産党の傀儡だが、香港の百万人デモ、一連の反対行動や抗議集会は、欧米の支援があると睨んでいるからで、事実、ジミーが渡米した折には、ペンス副大統領、ポンペオ国務長官が彼と面談しているのだ。

大量の民主活動家の起訴理由は「不許可集会を組織した」とし、とくにジミーが『香港民主化のイコン』として尊敬されているため、再逮捕、起訴。2021年4月に一年二ケ月の実刑判決を出し、ジミーの個人資産を凍結した。
 この裁判では民主党元党首だった李柱銘らも起訴されており、執行猶予付きの判決が出た。

 G7(ロンドン、6月11日─13日)では共同宣言に「香港における人権、自由および高度な自治の尊重を求める」と銘記した。このG7宣言をあざ笑うかのように、中国共産党は香港の自由、人権、自治を殺した。

 欧米メディアは一斉にこの逮捕劇を報道し、「中国共産党の創立百周年を前に、党の権威を傷つけるような言論を封じ込めた」とした。しかし、日本のメディアの扱いは小さく、ワクチンと五輪報道の陰に隠れている。
  ◎☆◎◎み☆◎□☆や□◎◎☆ざ◎◎□☆き◎☆◎◎


令和三年(2021)6月19日(土曜日)
 通巻第6954号   
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 香港リンゴ日報、幹部逮捕という抑圧翌日、50万部が売り切れ
  香港ジャーナリスト団体は一斉に香港行政府非難
*****************************

 暗黒に曙光が射した。
 香港の街角でリンゴ日報は唸りを上げて、50万部を売り切った。
 17日早朝、リンゴ日報本社に香港警察500人が「乱入」し、書類やパソコンを押収し、資産凍結に踏み切ったため、発行の継続は不可能と言われた。

 リンゴ日報の社員はくじけなかった。押収されなかった旧型のパソコンをかき集め、あるいは自宅のパソコンから記事を作成して送信し、深夜まで作業が続いた。
 この間、香港市民から激励の電話、メールが集中し、「発行したら家族、友人、近所に配布するので50部買う。おれは百部買うぞと鼓舞激励、深夜にリンゴ日報は通常部数の六倍にあたる50万部の印刷を決めた。
 一部10香港ドル(140円)だから、50万部売れたとしても、全体の営業経費には覚束ないとはいえ、香港市民がいかに行政府に対して怒りを抱いているかが分かる。

 2020年8月のジミー・ライ不当逮捕翌日も、リンゴ日報は55万部を印刷し、売り切った。前にも書いたが中国共産党系の「文わい報」はコンビニでもまったく売れず、朝7時に主要駅党で無料配布している。

 6月18日の「リンゴ日報」に一面見出しは
 「国安警捜、拘五人──該報員工下、午後継続工作進加印刷50万部」
 リンゴ日報は資産を凍結されているため、印刷に必要な紙、インクなどの確保には市民と浄財が必要になったとしている。
     ◎☆◎◎み☆◎□☆や□◎◎☆ざ◎◎□☆き◎☆◎◎   
  
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合わない!

2021年06月19日 | バイク 車 ツーリング
 6月14日(月)

 「明日は午前中にプラグ交換をして・・・」
 、とプラグ交換を楽しみにして寝た。

 ・・・としたかったのだが、一筋縄ではいかない。またもや夜更かしをしてしまった。結局、寝たのは二時を大きく回ってから。

 それでも6時過ぎに用を足しに起きる。
 起きたついでに半分だけ残していた林檎の皮をむき、八つに切って食べながら
 「さて、どうしよう。まだ眠いし」
 、と思う。
 トイレに起きたついでに林檎を食べながら「眠い」、もないもんだが、寝ぼけた年寄りだ、いろんなところが寝ぼけている。本当に眠けりゃ林檎なんか食べようとしないでさっさと床に横になりゃいいだけのこと。
 「でも、4時間しか寝てないし」
 、と、また思う。

 「ストレッチをしながら、このまま起きてしまおうか」
 「いや、その前についでだ、血圧を測って置こう」
 、と思いながら、また寝てしまった。
 9時過ぎに目が覚め、「あ~、遅くなった。今からストレッチを・・・」と、ウトウトしてたら10時になった。

 結局、12時半過ぎ、朝、冷蔵庫から出して置いたパンを食べ、1時近くになってガレージに向かう。

 プラグは思ったほど強くは締めてなかった。この感触を覚えておいて新しいプラグに交換する。
 記憶していた程度に新しいプラグを締め、プラグキャップを押し込も・・・・、あれ?入らない。角度が悪いのか?
 何度も慎重にやってみるが、端から拒否されている感じ。一体どういうことだ??
 プラグキャップの中を覗き込み、次に取り付けたプラグ(絶縁体の見える側)をまじまじと見詰める。
 何だかプラグキャップの奥の内径よりプラグの径が大きいようで、衝突するばかりで噛み合おうという意思が、お互いに無いように見える。
 「交渉のドアは常にオープンしている」「条約はなかったことにして、初めから話し合おう」、ってか?
 
 取り敢えず、外したプラグと新しくつけたプラグの番手を見比べる。印刷された番号は全く同じ。なのに新しい方のプラグは全く違う形状をしている。新しい方のヘッドは倍くらい太い。何故だ?
 同じプラグじゃない?いや番号は全く一緒だ。
 じゃ、モデルチェンジ?

 それならそうと、説明書きがどこかにあるかも・・・・。ない。
 悪戦苦闘は続く。
 これじゃまるで突破交番・・・。
 
 考えろ、考えるんだ!

 (知ってる人は失笑している筈だけど。)

 というわけで、続く。
 



 
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コロナワクチン接種

2021年06月18日 | 日々の暮らし
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)6月18日(金曜日)
            通巻第6953号 より  

 
 読者の声 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1)ワクチン接種
「コロナワクチン」2回の接種完了。ファイザー社製だった。本件これで一応完了。手続き、つまり申込には苦労したが済んでしまえば結局どうということはなかった。
 これで自分ながらひとつヤマを越えた感じ。
 接種場所は私の居住地の近畿の某市立病院。病院正規の外来受付とは離れた急ごしらえの接種現場であった。検温・予約票含む種々の書類審査・体調等の相談コーナー・医師の予診・接種・接種後の健康観察・接種証明書と2回目接種予約票発行(これは1回目のみ)等々の作業が順に行われる。医師看護師のみならず多くの被接種者に対する説明案内等のために多くの要員が忙しく従事していた。
2回目の際、感じたのは接種会場の雰囲気。感じがすごくやわらかになっていた。慣れたこともあろうがみんなホッとしたのではないだろうか。TVのワイドショーでもそう漏らしていた出演者もいたようだ。
 考えてみれば、これはまれにみる壮大な国民的国家的行事なのだ。仮に1億2千万余の国民の半数が接種を受けるにしても膨大な作業であることは間違いない。動員される関係者・公務員(国家・地方自治体含めて)等々延べ数百万になるだろう。戦後初めてのことではないだろうか。まさしく国家的危機を乗り越えんとする国民の意志とみてよい。
 奥さんに手を引かれて杖をつきながらやって来た高齢者がスタッフに深々と頭を下げてありがとうございますといって去った。これにつきるのではないだろうか。もちろん問題は種々あるにしても。
(EF生)

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 >まれにみる壮大な国民的国家的行事なのだ。
 >戦後初めてのことではないだろうか。まさしく国家的危機を乗り越えんとする国民の意志とみてよい。

 私の場合、気が付けば一回目の接種から既に二週間が経とうとしている。
 集団接種会場のあの雰囲気。緊張感はあったものの、ピリピリした空気や殺伐とした雰囲気はなかった。
 お互い顔見知りではないし、感染を避けるために言葉を交わさぬようにしているので話し声はほとんど聞こえてこなかったのだが、確かに粛々と取り組んでいるような気がする。注射を打ってもらうわけだから「取り組む」というのはちょっと表現がおかしいけど。
 
 あと一週間少々で二回目の接種だ。

 (一回目の接種を終えた人は16日時点で2千万人を超えたらしい)
 


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