仙台市西部の中山間地域に位置する倉内・大針地区では,農業の担い手不足や耕作放棄地の増加等が懸念されており,平成29年7月に「倉内・大針農村地域活性化委員会」を設立し,農地整備事業導入等による持続的な地域農業の維持を目指しています。
これまで普及センターでは,地域営農の体制づくりとして,当活性化委員会が開く定例会議に出席し,集落営農に係る勉強会や先進地視察研修の他,集落アンケートに基づき担い手の育成・確保等の課題解決に向けて支援してきました。その結果,同地区には前身となる生産組織がない中で,当活性化委員会のメンバー7名が発起人となり,担い手として農事組合法人の設立を令和2年度内に行う方向となりました。
法人設立にあたり,令和2年11月15日に開催された同地区農家を対象とした農地整備事業の説明会で,発起人代表から「農地の集積・集約化を図りながら農地を守っていく」と地域担い手としての決意が示されたところです。
引き続き普及センターでは,宮城県農業経営相談所やJA等の関係機関と連携しながら法人化や農業経営の安定に向けた支援をしてまいります。
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