令和6年2月27日に本年度4回目の石巻地域園芸特産振興会議を開催し、令和5年度園芸振興に係る活動実績と令和6年度計画等について、JAいしのまき、株式会社石巻青果、石巻市及び東松島市の担当者とともに検討を行いました。
石巻地域で面積が拡大しているばれいしょは、水田を活用できる園芸品目として新たに取り組む法人が増加しており今後も推進していくとの共通認識を得ました。
一方、石巻地域を代表するいちご、きゅうり、トマト、ねぎ及びせりなどの今後の見通しでは、高齢化による担い手の減少、資材高騰による経費の上昇、夏季高温の被害を受けながらも、生産活動を維持している農業者の取組状況を共有することができました。また、担い手の確保として就農希望者の研修の場が必要という意見などがあり今後の課題となりました。
担い手不足による労働力確保、資材高騰、異常気象の頻発など厳しい経営の舵取りが求められますが、普及センターでは関係機関と協力し、今後も石巻地域の園芸振興を進めます。
<連絡先> 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班
TEL 0225-95-1435 FAX 0225-95-2999