ビジネスコンピテンシー研究所の稲垣です。
今日の朝礼でのお話の要点は・・・・
現在の夫婦2人の出生数は”1.4人”なので、1人が”0.7人”になります。30年で子供世代に替わり、60年で孫世代に替わります。
したがって、60年後の日本の人口は、0.7人×0.7人=0.49人(約半数)なので、約6,000万人となります。
さて、その問題点は何かというと・・・、就業人口(労働力)が減ることなのです。つまり、人手不足が想定され、日本経済を支えることが困難になるわけで、これを解決するためには・・・
(1)女性の職場復帰
(2)高齢者の労働
(3)外国人の採用
などを考えなくてはなりません。
大企業の人事部では、ダイバーシティ(多様性)推進室を設置し、性別、年齢、国籍、宗教などの区別なく、労働力を受入れようと、その対策を立て始めています。
すでに、年齢や性別の区別なく仕事していますが、これからの仕事は、国籍や宗教の区別なく、それぞれの文化や風土を認めて一緒に仕事していくことになります。
今後、経済活動のグローバル化の一つとして、ダイバーシティマネジメントが進んでいくことでしょう。